タコのおねーさま【ツイステッドワンダーランド】

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「あ、あの…イメージってそんなにわくんですか…？」


『んー？？わくわよ。イデア君のおかげね』


「ｸﾞｯｯ急な笑顔やめてくだされない？？顔がいい」









私が提示した条件に見事釣られてくれたイデア君に布や装飾を当てては紙にイメージを描いていた。







イデア君とは結構打ち解けれた気がする。






私が描く手元をみて絵が上手いと察したらしいイデア君はそっと自分の推しを見せてちょっと描いてみてくださいとキラキラした目で言った。
そこで簡単に描いてあげたら「神…？神絵師か…？？？」と手を合わせられた。





ほんと面白いわねこの子。









『………さて、ラフ画はこんなものか。』








とりあえずできたラフ画を何枚か宙に浮かす。







「A氏は魔力が高いのですか？別の作業をしながら安定して何枚も浮かせれるなんて…」


『魔力？まあ、人よりはあるわね…このぐらい朝飯前よ』


「へー…(だからこんなにも易々と…)」









浮かせたラフ画から1番しっくりきた紙を手に取る。









うん、これが一番イメージに近い。









他のラフ画はそこら辺に置いてそのラフ画に線画をしていく。
なるべく綺麗に、ハッキリと分かるように。








『……』


「(す、凄いはやい…)」







線画が終わればあとは色をのせるだけ。
白に薄くした青を混ぜる。







『…よし、これでできる』






出来上がった絵を宙に浮かす。






「A氏、終わった？拙者帰ってもいいよね？？」


『だめ。まだ着てもらってない』


「え"っっ、今から作っても明後日ぐらいでしょ…」








ﾌﾞﾂﾌﾞﾂとまぁたなにか言い出す。
もう、うるさいわね…








『ねぇイデア君。私の言った言葉覚えてる？』


「ﾋｪｯ、えっと、今日中に全て終わらせて着てもらうからかわりに拙者に対価として__＿＿＿をしてくれるって…」


『そう。今日中に全て』


「ど、どうやって終わらせるつもりですか！？布もないし形だって出来てないのに…」


『ﾌﾌﾌ…私にかかれば簡単よ。まあ見てなさい。』









部屋の奥からマネキンを持ってきて紙を貼り付ける。









さて、久しぶりに使うかぁ…









『私の意のままに姿を現しなさい。



＿＿＿＿自在な絵の具達(フレクシブル・ペインツ)』





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

やっとユニーク魔法出せた( ´ཫ`)

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