タコのおねーさま【ツイステッドワンダーランド】

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居そうなところを歩き回って1時間ほど経ったがまっったく見つからない。
え？ほんとにどこいるの？？
あんな目立つ容姿だったらすぐわかるはずなのに……



それにしても周りが私を見てコソコソ言ってる声が聞こえる。今朝各寮長から私が住むことになったって聞いてるからだと思うけど…あんまりいい気はしないなぁ。







……だからさっさと見つけたいのにぃ








『どこいるのよもう…』

「おねーさんお困りー？？」

『おねーさんお困りなの』

「オレが助けてあげよっか♪」

『ほんとに！？ありがたいわ！！……で、君誰？？』





あはは、ノリいーね！！とケラケラ笑う明るい子

腕章からして…ハーツラビュルかな





「オレはハーツラビュル寮3年のケイト･ダイヤモンド。おねーさんが噂の居候さん？」

『居候って…私はA･アーシェングロット。クロウリーさんに家をもらったの。まったく…変な噂ね』

ケイト「そうだったんだ。というかアーシェングロットって…」

『ん？あぁ、アズールなら私の弟よ』

ケイト「えぇ！？これは映えるかも！！Aさん写メとろ〜♪」




いえーい！ってカメラ向けられたらやっぱりキメるしかなくて、いや、ちょっとまて




『…撮ってもいいけどあげちゃダメよ』

ケイト「えっっなんで！？」





やーっぱりあげるつもりだったな…





『職業柄まだ顔出ししてないのよ』

ケイト「んー…じゃあダメだね」

『物分りのいいのね』



えらいえらいと手を伸ばして頭を撫でてあげる。




ケイト「！？、え、？/////」




ケイトくんは固まって顔を真っ赤にしてしまった

あちゃー…


『ごめんなさいね。弟にやる感じでやっちゃった…』

ケイト「うん！いや！！大丈夫！！！
………むしろしてくれて嬉しかったし(ﾎﾞｿｯ)」

『？？』





うん、なんでもないよ！行こっか♪っと話しかけてくれたケイトくんとお喋りしながらワンコ先生の元へ連れて行ってもらった。









ケイト「ところで誰探してたの？」

『ワンコ先生』

ケイト「ん？」

『あ、クルーウェル先生』

ケイト「あの人のことワンコ先生って呼んでるの！？」


ケイト「(Aさん結構すごい人だろうなぁ…)」

14→←12【ワンコ先生とタコ姉】※部屋変更

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