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「はーいじゃあご主人様もご一緒に萌え萌えキューン」





『萌え萌えキューン!!』

「ありがとうございます!ではごゆっくりどうぞ〜」






メイド服をきたツインテールの女の子はニコニコ手を振りながら厨房に戻っていく

私はその女の子をニヤニヤ見ながら手を振り返す



そして永瀬君は私の方をギロっと睨んでいる





その視線が少し怖いけど私はお構い無しにケチャップでハートが描かれているオムライスを1口食べてみる






『超美味しい!!!
永瀬君も早く食べなよ冷めちゃうよ?
まっ、美味しくなるおまじないしてないから超まではいかないと思うけど〜』


廉「お前な〜」


『ん?』


廉「あんなに嫌がってたのになんでそんなノリノリやねん」







そう…永瀬君の言う通り今の私はノリノリだ


だって、こんなに可愛い女の子達をいっぺんに見れるなんて最高じゃん!!







廉「俺がお前を指さした時ムンクの叫びみたいな顔してたくせに」


『あの時はあの時なの!』





永瀬君に指をさされた時
滅多打ちにされると思いビクビクしていたが





「あ、この頃永瀬先輩とよく一緒にいる方ですよね?」

「おさげとか可愛い〜先輩も一緒に入りませんか?」




という何ともフレンドリーに私を招いてくれた





後から話を聞くと彼女達には彼氏がいて永瀬君は学校内の推しのような存在らしい……


今の若者は学校でも推しを作るのか







廉「はぁ〜お前って言ったら皆諦めてどっか行くと思ったのに」





永瀬君はため息をついたあと自分のオムライスを1口食べる




『あっ!萌え萌えキュンしないで食べた!!
しときなよもっと美味しくなるよ?』


廉「絶対やらん!」


「えー永瀬先輩おまじないしてないんですか?」


『そうなの!どう思う?』


「やらないとダメだと思います」




2,3人のメイド服を着た女の子が私達の会話に入り込んできていっぺんに永瀬君の方を向く





廉「なんで俺が……」


『ほら!やりなよ!!
手もハートにして』




永瀬君は私を睨みつけた後私達の圧に負けて本当に小さな声で




廉「も、萌え萌え……キュン…」



と言った




その一言を発した瞬間周りにいた女の子は黄色い声で「可愛い」と永瀬君を見つめる





私も大爆笑していると、耳元で








廉「後で覚えとけよ」








と悪魔の囁きを聞いたのは女の子達が戻った後だった

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設定タグ:平野紫耀 , 永瀬廉   
作品ジャンル:恋愛
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ミミ(プロフ) - みさきさん» ありがとうございます!!その先みたいなのは書こうと考えているのでその時に検討させていただきます!! (2020年7月29日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - なあこさん» ありがとうございます!!そう言って頂けてすごく嬉しいです。 (2020年7月29日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 完結おめでとうございます。リクエストなのですが、子供ができたバージョンも見てみたいです。できたらで大丈夫なのでご検討よろしくお願いします。 (2020年7月25日 20時) (レス) id: eb3d2a29bc (このIDを非表示/違反報告)
なあこ(プロフ) - 完結おめでとうございます!すごく面白かったです! (2020年7月25日 19時) (レス) id: 0e3b0babab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミミ | 作成日時:2020年5月23日 23時

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