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あの後、平野君と焼肉をお腹いっぱいになるまで食べた
そして今は帰り道
空はもうすっかり暗くなっていた
紫耀「やっぱり、バッティングセンターの後は焼肉だな」
『いや、さっぱり系の方が良いっていってたじゃん』
紫耀「Aのホームランを見てやっぱり焼肉だな〜って思ったんだよ
なぁ、熊太郎」
平野君が同意を求めたのは、私がホームランを出した事で貰った私より大きい熊のぬいぐるみだ
案外重たくて、平野君に熊をおんぶしてもらっていると愛着が湧いたのか熊太郎というなんとも雑な名前をつけていた
嬉しそうに笑う平野君を見ていると、私のポケットの中の携帯が震えた
携帯を取り出して見てみると、さっきバッティングセンターで撮った熊のぬいぐるみを載せたツイートにコメントがついたという通知が映し出されていた
そのコメントはやっぱり黒猫さんで少しほっこりする
〈ホームラン凄いですね〉
《ありがとうございます！
とても楽しかったです》
コメントに返信をするとすぐにまた返信がついた
〈この頃のおさげさんは羨ましいです
私はもうしんどい事ばかりです〉
黒猫さん…なんだか思い詰めてるのかな？
でも、羨ましいか…
紫耀「黒猫さんって誰？」
私がずっと携帯を見ながら歩いていたから平野君も気になったらしく私の携帯の画面を覗き込んできた
『ちょっと！！
勝手に見ないでよ』
紫耀「なんでだよ！やましい事でもあんのかよ！」
『いや、そんなんじゃないけどッ…って…ん？
なにあれ？』
紫耀「おい！話逸らすなって」
『そうじゃなくて、あれっ！！』
私が指を指す方には、橋の手すりにまたがろうとしている男性がいた
もしかして、死のうとしようとしてるとか！？
それをみた平野君もすごく驚いている
紫耀「ちょ、ちょっと、これ持ってて」
平野君は熊太郎を私に渡して男性の方に走り出すと、
もう手すりの外にいる男性を抱き抱えて無理やり手すりの中に引っ張った
その場面を足がすくんで動けなかった私は、男性が助かった瞬間ホッとし2人の方へ近づいていく
しかし、衝撃で尻もちをついた2人の前に立って死のうとしていた男性の顔を見た瞬間
震えが止まらなくなった
『え…なんでッ』
私を睨みつける男性は
『なんで…永瀬君が……？』
永瀬君だった…
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はな - もし、わざとならすみません。m(｡>__<｡)m (2020年9月18日 17時) (
レス) id: a2ac080e81 (このIDを非表示/違反報告)
はな - 「会わないかもしれない」の所「合わないかもしれない」になってますよ。 (2020年9月18日 17時) (レス) id: a2ac080e81 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - チャンサキさん» ありがとうございます！！そう言って頂けるとすごく嬉しいです！ティラノな王子様2もできたのでそちらも読んでくださると幸いです。あと、いつもコメントありがとうございます。すごく励みになってます！！ (2020年3月31日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ななみさん» 更新させていただきました！ついでに続編も出来ました！！ティラノな王子様2では恋愛要素多めにする予定なのでそのまま見てくださると嬉しいです！あといつもコメントありがとうございます。めっちゃ嬉しいです (2020年3月31日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
チャンサキ(プロフ) - またまたコメントしちゃいます！相変わらず面白いお話書いてますねー！？笑笑。こりゃ、一波乱ありそうで楽しみです、、(・∀・) (2020年3月30日 22時) (レス) id: 9fdd9e92a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2020年3月20日 21時
