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バッティングセンターに入って4時間
『もーう！なんで当たらないの！？』
あの後、空振りばかりの私は当たるまで帰らないと言い切りずっとバットを振っている
紫耀「なぁ〜腹減った」
『ちょっとだけ待って』
最初は平野君も私の勢いに乗って、私の横で一緒にバッティングをしていたが
ここまでするとは思っていなかったらしく、ベンチでコーラを飲みながらお腹を鳴らしている
紫耀「ていうか、今何本目？
１回も当たらないって逆にすげぇーよ」
『うるさいな
私だって…頑張ってるの！！』
バットを振りながらも話すが、全く当たらない
紫耀「もう当たんないって、飯食いに行こー
俺今さっぱりしたの食べたい」
『わかった…この球が切れたらもう諦めるから
ついでに私は焼肉！』
紫耀「言ったな！絶対だぞ！！って…焼肉！？まじか」
多分、球が切れるまであと3球程
深呼吸を1度すると、さっき平野君が言っていた事を思い出す
紫耀「ウザイ奴とか殴りたい奴を想像して振るといいぞ」
ウザイ奴……
廉「地味な空気漂ってるわ〜」
パッと思い出したのは永瀬君だった
廉「お前なんかウザイねん」
頭の中で永瀬君に言われた事を思い出す
うるさい…
球が飛んでくるが、また空振り
あと2球……
廉「早く嫌われてる事気付けよ」
うるさい！
そして、また球が出てくるが空振り
あと1球………
私はバットを最大限に振りかぶる
廉「こんな地味女と友達なりたいやつなんかおらんやろ」
地味女…地味女って…
『うるせぇーよーーー』
私の大声と共になったのはｶｷｰﾝというあの気持ちいい音
そして…
盛大に流れる音楽だった
紫耀「嘘だろ……」
『や、やった………ホームラン！！』
ピカピカと鮮やかに光っているホームランの板を指差しながら平野君をみると、ものすごく驚いている
『どーよ！私の底力！！
あ、あと焼肉ね』
紫耀「参りました」
ぺこりと頭をさげる平野君を見ると、なんだかすごく笑えてきた
久しぶりにこんな笑った気がする…
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はな - もし、わざとならすみません。m(｡>__<｡)m (2020年9月18日 17時) (
レス) id: a2ac080e81 (このIDを非表示/違反報告)
はな - 「会わないかもしれない」の所「合わないかもしれない」になってますよ。 (2020年9月18日 17時) (レス) id: a2ac080e81 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - チャンサキさん» ありがとうございます！！そう言って頂けるとすごく嬉しいです！ティラノな王子様2もできたのでそちらも読んでくださると幸いです。あと、いつもコメントありがとうございます。すごく励みになってます！！ (2020年3月31日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ななみさん» 更新させていただきました！ついでに続編も出来ました！！ティラノな王子様2では恋愛要素多めにする予定なのでそのまま見てくださると嬉しいです！あといつもコメントありがとうございます。めっちゃ嬉しいです (2020年3月31日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
チャンサキ(プロフ) - またまたコメントしちゃいます！相変わらず面白いお話書いてますねー！？笑笑。こりゃ、一波乱ありそうで楽しみです、、(・∀・) (2020年3月30日 22時) (レス) id: 9fdd9e92a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2020年3月20日 21時
