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次の授業を確認するために黒板をみると、その前に座っている永瀬君と目が合った
その顔はとても怖い顔をしていてすぐにそらしてしまった
なんで…なんでそんな顔するの？
怖い
怖すぎる
私がビクビク震えていると、横から椅子から立つ音が聞こえてきた
今私の横にいるのは1人しかいない
そう、平野君だ
平野君はゆっくりと黒板の方に歩いていくと突然永瀬君の前に立った
永瀬君も平野君が目の前に来た事を少し驚いていたが、すぐに睨みつけた
紫耀「Aの事睨むのやめろ」
え…
私が目を逸らした相手が永瀬君だってわかったの？
廉「は？別に睨んでないけど」
紫耀「Aに水かけたのもお前だろ？」
廉「覚えてない…ていうか今更なんで学校来たん？
みんな怖がって誰も目合わせようとせーへんやん」
紫耀「うるせぇ…」
廉「あの地味女とヤンキーのお前…嫌われもん同士お似合いやん」
紫耀「うるせぇーーー」
永瀬君が嫌味を放った瞬間
平野君は永瀬君の胸ぐらを掴んでいた
教室に響く女の子の悲鳴
それは平野君だけがわかっていない証拠
永瀬君がお金持ちで逆らったら何されるか分からないということを
廉「殴ってみろよ
あの時みたいにな！！」
紫耀「ふざけんな」
平野君は固く握った右手を大きく振りかぶった
やばい…このままじゃ
平野君がどうなるか分からない
何とか助けたくて
私の知らないうちに出た大きな声は自分が発しておいて1番私が驚いた
『やめなさい！！』
その声に、平野君と永瀬君そして周りの皆も私の方を向く
『授業…始まるからっ……席に着いてください…』
平野君は私を見る目を少し細めた後、1つため息を漏らし掴んでいた手をパッと離した
紫耀「お人好しだなほんと」
永瀬君を睨みつけたままゆっくりと自分の席に戻る平野君の数分後の顔は最悪だった
教室で人を殴ろうとした事でまた皆に怖がられるとよくよく考えてみたらそう思ったらしい
まぁ、その通りなんだけど…
今は授業中なのに授業を全く聞かず、ずっと小声で「俺のバカ野郎」と自分のリュックを抱きしめながら連呼している
喜怒哀楽がホントに激しすぎる人だな
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はな - もし、わざとならすみません。m(｡>__<｡)m (2020年9月18日 17時) (
レス) id: a2ac080e81 (このIDを非表示/違反報告)
はな - 「会わないかもしれない」の所「合わないかもしれない」になってますよ。 (2020年9月18日 17時) (レス) id: a2ac080e81 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - チャンサキさん» ありがとうございます！！そう言って頂けるとすごく嬉しいです！ティラノな王子様2もできたのでそちらも読んでくださると幸いです。あと、いつもコメントありがとうございます。すごく励みになってます！！ (2020年3月31日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ななみさん» 更新させていただきました！ついでに続編も出来ました！！ティラノな王子様2では恋愛要素多めにする予定なのでそのまま見てくださると嬉しいです！あといつもコメントありがとうございます。めっちゃ嬉しいです (2020年3月31日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
チャンサキ(プロフ) - またまたコメントしちゃいます！相変わらず面白いお話書いてますねー！？笑笑。こりゃ、一波乱ありそうで楽しみです、、(・∀・) (2020年3月30日 22時) (レス) id: 9fdd9e92a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ
| 作成日時：2020年3月20日 21時
