違った道の隻眼女6【坂田銀時】

第291話 ページ40

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神威｢ふーん、ほんとにあの参謀頭がきれるね｣





貴｢あァ｣








長い廊下を進みある人物の元へと向かう







神威｢用は将軍殺せばいいんだよね？｣





貴｢そういうことだ…ってお前、なんでいんだ｣





神威｢なんだよー同行するって言っただろ？｣





貴｢…たく｣





神威｢で、あの部屋にいんのは将軍？｣





貴｢次期将軍だ｣




神威｢何それ、将軍でしょ｣





貴｢ちげえよ｣







ズカズカと歩き進み神威が部屋に入る






喜｢待っていたよ…


君があの………｣







神威｢ん？｣






ｸﾞｼｬｯ






喜｢グッ、ガハッ…!!｣







貴｢…｣








神威の一撃で一橋が手裏剣のごとく飛んでいく







貴｢…おい…。何やってんだよお前…｣




神威｢えっ？だって将軍殺ればいいんでしょ？｣





貴｢だから、あれは将軍じゃねぇよ｣





神威｢じゃあなんなのさ｣




貴｢次期将軍だっつってるだろ｣





神威｢将軍じゃん！｣





貴｢…｣





神威｢あ、うざって思ったでしょ｣





貴｢いつもだ｣





神威｢もーっ｣






頬膨らませる神威を横目に煙管を吹かす






貴｢まァ…あんだけ頭強く打てば何も覚えてないだろ｣






神威｢あんな弱っちぃのがあんたの手足？｣





貴｢利用できるもんは使い古す主義だ｣





神威｢ふーん、ま、どうでもいいや｣





踵を返しその場を離れる






貴｢さぁ…一手は打ったぞ…｣

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