違った道の隻眼女6【坂田銀時】

第258話 ページ4

・







銀時｢っ、｣






月詠｢どうしたんじゃ、銀時｡｣






銀時｢.......いや、別に.....｡｣








なにか.............いや｡気のせいか








信女｢ポンデリングよこせぇぇえええ！！｣






神楽｢晩飯よこせコルァァァ！！｣





沖田｢うがぁぁぁああ股裂ける！！｣






月詠｢たく.......何をやっとるんじゃぬし達は｣




銀時｢まったくだ｣








牢屋に入れられ処刑を待つ時間





俺もとうとう潮時なのかねぇ








沖田｢と、ところで旦那｡｣







伸びていた総一郎君が







沖田｢将軍といや｣






真剣な面持ちになり







沖田｢あの女ですが｣






銀時｢.......｣







今夜の月がよく似合う女の話を切り出した







沖田｢アンタが江戸城に手出したって聞けや


あっちも黙ってねェでしょう｣






銀時｢.......何が言いたいの｣






沖田｢やつが地球に向かって来ていると情報がありやした｣






銀時｢.............そ｡｣









まぁあんだけでっかい船乗ってりゃな｡








月詠｢いったい誰の話だ｣






沖田｢旦那の元カノでさァ｣






銀時｢あーもういいよ｡それネタになってるよね

でも俺知らないからね。それあいつの前で言ったらぶっ殺されるからね｡｣






月詠｢銀時、ぬし女がいたのか｣






銀時｢.............うん、とは言えないけどな。

まぁそんなとこだ｣






月詠｢そ、そうか.......｣






銀時｢で、あいつがどうかした？｣






沖田｢いやァ

処刑までの最期の時間、惚れた女の話しやしょうや｣






銀時｢そのドSっぷり、あいつに劣ってないわ｣






沖田｢ま、そういうことでさァ｡


俺に先こされたくなきゃ｣






近藤｢何モタモタやってんだ｡


出てこい｡処刑の時間だ｣







沖田｢ちゃんと首繋げたまま

戻ってくることですねィ｣







銀時｢おめーら.......｣







土方｢ちなみに、罪状はなんだ｣







銀時｢.......



殿様のしたのまげもぎ取った罪｡｣

第259話→←第257話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す