違った道の隻眼女6【坂田銀時】

第271話 ページ18

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神楽｢ん？｣






新八｢どうしたの神楽ちゃん｣






神楽｢これ.......｣







銀時｢どした神楽ー｣







ソファに寝っ転がりジャンプを開く




何かを拾った神楽に興味はなく適当にながす







神楽｢これ、文字アルか？｣





新八｢うわ、すごい字だね｡｣






銀時｢そうかー｡なら新八パフェ買ってこい｣






新八｢なんでだぁぁぁああああ！｣






銀時｢なんでってそりゃお前...........


.............神楽なんだって？｣








身体を起こし酢昆布を咥える神楽を見やる








神楽｢これアルヨ｡｣






新八｢古代文字か何かでしょうか｣






銀時｢.............｣









神楽に渡された古い和紙







銀時｢.......懐かしいもんが出てきたな｣







新八｢え、これ銀さんのなんですか？｣







銀時｢まーな｣






神楽｢汚い字アルな

読めないヨ｣







銀時｢うるせーな｡ガキに読めるわけねえだろ｣








いつか松陽が教えてくれた昔の文字






授業サボった俺は読むことも書くことも出来やしない




だが








どうしても








『私に触るな』







届かないあいつに伝えたい言葉があった








それでたった4文字を必死に勉強して








いつか読んでくれると信じてっから







俺はあの石に刻んだんだ









新八｢銀さんは読めるんですか？｣






神楽｢なんて書いてアルか｣








銀時｢ん？あぁ.......｣









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貴｢何が『おかえり』だ.......



くだらねェんだよ.......｣

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