違った道の隻眼女4【坂田銀時】

第155話 ページ10

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源外「妙なモンだな

なんだか三郎も楽しそうに見えるわ」





銀時「そりゃいつも険しい顔したジジイといるよりは楽しいだろうよ」







焼き鳥奢って貰ったのは嬉しいけど.....


俺綿菓子食いたい....




なんて言ったら金取られるかな






源外「フン.......息子と同じこと言いよる」





銀時「息子？アンタにそんなのいたの」





源外「もう死んじまったがな


勝手に戦に出て勝手に死んじまったよ」





銀時「.............」






源外「そういやお登勢から聞いたが

おめーも戦出てたんだってな」





銀時「....そんな大層なもんじゃねーよ

仲間はたくさん死んじまったがな…


大切なもんも二つ、壊しちまった」





源外「仇を取ろうとは思わんのか」





銀時「あ？」





源外「死んでいった中に

かけがえのない者もいただろう...

そいつらのために幕府や天人を討とうは思わんのか」






銀時「じーさん.......アンタ、」






源外「あーいかんいかん

徹夜明けの酒はやっぱりきく


俺は最後の調整があるから帰る



おーい三郎行くぞー」






銀時「.............」

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