第150話 ページ5
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「聞いたかよ.......
数年前、捕まったって言う高杉A」
銀時「.............」
新八「あれ、銀さんどうかしましたか?」
神楽「いつもなら犬みたいにパフェ貪ってるのに
いきなり一時停止して何アルか」
銀時「いや.......別に...」
「脱獄ってまじかよ...」
「幕府の追跡逃れて京に潜伏しているらしいよ」
「あの攘夷四天王の一角、英雄様が
今じゃ最も危険な過激派攘夷志士に__」
新八「銀さん聞いてますか?」
銀時「え、あ...悪い。何?」
新八「だから_____」
「あの鬼兵隊を復活させたとか」
新八「って、聞いてんのかコラァ!!」
銀時「あ、」
神楽「銀ちゃん今日変ヨ」
銀時「いや.............」
・・・
桂「それで俺の所に来たというわけか。」
銀時「.............」
桂「確かにその話は事実だ。
俺も仲間から聞いている。
それに真選組も騒いでいる」
銀時「じゃあ.......あいつは本当に鬼兵隊を...」
桂「あぁ。巷じゃ京では収まらずあちこちに潜伏の情報が出回っているさ」
銀時「.............過激派って...」
桂「頻繁にテロを起こしているそうだ。」
銀時「.............」
桂「信じられぬか、銀時。
あいつが先生の教えを背き無闇矢鱈に殺戮を犯しているのを」
銀時「仲間思いのあいつが.......
信じられるわけねーだろ...」
桂「.......変わったらしい。
声も表情も性格も、何もかも。
俺達の知っているやつではないらしい。」
銀時「でも.............」
『生きていてくれ』
銀時「約束は.......守ってくれてる」
桂「はぁ.......。バカを言うな銀時。
やつが生きているからこそ関係の無い人まで殺され
世界を脅かしている。
先生の教えは背くな、他は傷つけるな、この約束は守っていない。」
銀時「.............」
桂「それに.......
お前との最初の約束も放り投げたのだぞ…」
銀時「.......」
桂「やつには思想がないと言われているが
恐く、あいつの、高杉Aの野望はこの国への復讐だ。
殺せとは言わぬ。だが止める、斬る覚悟くらいは」
銀時「わーってるよ。」
あいつを止められるのは
俺たちしかいねえ。
それくらい
分かってる
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赤砂晋助.(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみませんありがとうございます(●´▽`●) (2019年3月30日 3時) (レス) id: f23487b2b0 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 176話が177話になってますよ。 (2019年3月30日 2時) (レス) id: d836fbb346 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - くじら雲懐かしいw (2019年3月26日 9時) (レス) id: d836fbb346 (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - 赤砂さんの作る内容メッチャ好きです!!これからも頑張って下さい!! (2019年3月19日 6時) (レス) id: a39d20f6cd (このIDを非表示/違反報告)
麦ちゃん - いつも楽しみに読んでおります。続編おめでとうございます。これからも頑張ってください。応援しております! (2019年3月19日 5時) (レス) id: ad939e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤砂晋助. | 作成日時:2019年3月19日 1時