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第144話 ページ48









万斉「やれやれ


たかだか娘1人をさらっただけで

まさかあれほどの人員が動くとは」





貴「.............」






暗闇の中





冷たい壁の向こう




多分あいつの背中。





万斉「あの娘はお前を捕えるための餌だ。

高杉A」






貴「ふっ.......」






万斉「お前とあの娘が接触しているのを見た犬が

お前を釣るためあの娘を利用した」






貴「奴らなんぞにハメられた覚えはねェよ


私をけしかけたのはお前だろ。」





万斉「すまぬ

生きる伝説がどんな(バカ)か見てみたかった」






貴女「で?そいつはどんな(バカ)だった」






万斉「世界を壊すなどと大層な法螺を吹いていたようだが


娘1人見捨てれぬようでは法螺で終わるだろう」






貴「そうかい」





万斉「だが嫌いではないよ。


そんな(バカ)は」






貴「私もさ。


侍を見捨てたこの国を捨て返すなどとうそぶき

ここに収監された攘夷志士どもを単独で救い出そうと画策してた(バカ)


あろう事か娘1人のためにてめェが獄に繋がれてるってんだから


こんな(バカ)はそういねェ」







『このボンクラと白夜叉の首くれてやるから

もうほかの奴には手出すな』







貴「お前とあと白夜叉(バカ)くれェだろうよ


...だがこんな所までつき合ったかいがあった」






万斉「お前.............」






貴「私達は明日処刑される


どうせ国に裁かれここで果てる身なら





私のために死なねェか


人斬り万斉」





『怪我なんて生温い。死ぬ覚悟はできてますよ』







万斉「こんな所で勧誘か


バカはバカでも札付きらしいな」







貴「そりゃ銀時ヅラ(バカども)といりゃあな」






万斉「ならばお前はなんのために死んでくれる」






貴「死なねェよ」






『生きていてくれ』






貴「誰の屍を踏み台にしようと


この国を踏み潰すまでは私は死なねェ」







万「明日処刑される女の言うことではないでござる



.......だがもしその法螺が実現するなら

この命。大法螺のために使うのも悪くない」






貴「そうかい.......



じゃあ仲間(決まり)だな」

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まっちゃむーしゅ(プロフ) - はっはっはっは!私的名場面! (2019年3月16日 21時) (レス) id: d836fbb346 (このIDを非表示/違反報告)
麦ちゃん - 続編、誠におめでとうございます。更新いつも楽しみに、待っております。これからも、頑張ってください。応援しております! (2019年3月12日 23時) (レス) id: ad939e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - 続々編おめでとうございます!!更新スピードが速いので読んでて嬉しいです!頑張って下さい! (2019年3月12日 22時) (レス) id: a39d20f6cd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤砂晋助 x他2人 | 作成日時:2019年3月12日 21時

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