違った道の隻眼女【坂田銀時】

第5話 ページ6

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『この前の変な蛇、まだいるか探しに行こうぜ』









貴「…………………」







たまたま塾で聞いた声。








別にあいつが心配でここに来たわけじゃない。









ただ、今日は神社より湖の気分なだけだ。









貴「……………………」








・









「いないなー」





「ビビって逃げたんじゃないか」









草むらをごそごそとかき分けやって来たアマちゃん。









「ん？高杉じゃないか」





「こんなところでサボりとは先生に言いつけるぞ」









貴「てめぇらもサボりじゃねぇか」









木の幹によりかかり横目でアマちゃんを見据える








「それより…早く出てこいよ」





「どこいったんだ？」









んなてめぇらに逢いたくて好き好んで出てくるやつがいるわけ__________








「いたぞ！あいつだ！」








貴「えー……………。」









「捕まえろ！」








何だあいつ。馬鹿なのか？









威嚇するくらいなら出てくるなよ………









「あ、逃げやがった！」






「待てぇ！」









貴「…………………」








蛇に追いつけるわけあるか






しかもあいつは蛟…。喰われても知ら______________









貴「待て！その先は湖だぞ！！」

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