違った道の隻眼女【坂田銀時】

第20話 ページ21

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貴「行くぞ。」







「おう。」









銀髪を前に竹刀を構える









武士とはなんたるか









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頭冷やしたらはっきりしたさ









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こいつより









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強い侍に…………。









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真っ直ぐな眼をしたこいつに









.









.









勝ちたい。









「一本！！」








貴「っはぁ、………ぇ、」








「あの銀時に勝つなんてお前すっげーよ！」






「よく頑張ったな！すごいすごい！」









な、何だこいつらっ……









貴「馴れ馴れしくすんじゃねぇ！お前らは同門か？！」








「あれ、そうじゃないんですか？」








「先生！」








「てっきりもううちに入ったと思ってました。



だって、誰よりも熱心に毎日稽古に…いや、道場破りにきてたから」









貴「なっ……」








「フハハッ」




「ハハハッ」









「おいー！何アットホームな雰囲気に包まれてんだ！



そいつ道場破り！道場破られてんの！


俺の処○○ぶち破られてんの！」








桂「もう敵も味方もないさ。みんなでおにぎり握ろう」








「敵味方以前にお前誰よ？！


なんで得体のしれないやつが作ったおにぎり食わなきゃならねーんだ！」








桂「誰が食っていいと言った！握るだけだ！」








「なんの儀式だ？！」








「あ、ごめんなさい。もう食べちゃいました。」







「「はやっ！」」









貴「ぁ・・・」









なんだ…こいつら……………









"私にとっては立派な侍なのです"








"悩んで迷って君は君の思う侍になればいい"









貴「ふっ………………ｸｸ…フハハハッ…」









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「なんだ。いい顔で笑うじゃねぇか」

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