検索窓
今日:6 hit、昨日:2 hit、合計:134,238 hit

第46話 ページ47

貴方side









貴「あ、、、……………………」









上から降ってきた声









貴「ど、どうして…………………………」









来島「立つッス。」









貴「また子さん………………」









来島「何してるッスか。分からないッスか。」









貴「………………」









乾いた声に顔が上がらない









来島「万斉先輩の話、聞いたッスよね」









貴「…………………」









来島「アンタ、晋助様のそばにいたんスよね」









貴「……………」









来島「なのに分からないんスか。」









貴「………………」









来島「どうして一番近くにいたあんたが分からないんスか!!」









貴「………また子さん………?」








来島「あの方がどんな思いでアンタをここに残したか…!


なんで分からないんスか!!」









貴「ど……どういう…………………」









来島「白夜叉と闘うのにあの人が捨てるものはたくさんあるッス」









貴「ま、また子…………さん……………………」









ポロポロと大きな瞳からこぼれ落ちる涙が






彼女の瞳を歪ませる









来島「今まで沢山のものを捨てて来た晋助様は………………」









『捨てて…奪って………。碌な生き方をしねェ俺だが


あいつには与えられるかもしれねェなァ。』









貴「…あ、与え、…………?」









来島「その身をもって……………アンタとの約束を………!!!」









宙を舞う彼女の涙に





頭の中で









すべてが









つながる









貴「まさか……………………」









『お前の好きな色



俺は知ることができねぇかもな。』








『それは全部違う色だ。』









『……………………元気でな。』









『俺はまだ愛されているのか』









来島「晋助様がいなくなったら………アンタの眼は治るかもって…



不器用な方なんスよ…!!なんで気づけなかったんスか!」









貴「高杉…様………………………」









来島「早く…!立つッス!!あの方のところに!!!」

第47話→←第45話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (118 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
217人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 高杉晋助
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ユウ - 充分こちらの作品も神作でございます!涙しか出てきません! (2021年4月16日 23時) (レス) id: 3071a230ca (このIDを非表示/違反報告)
O T A K U★★(プロフ) - 泣いちゃいました……。今も、目の前が涙で潤んでぼやけてます……。 (2019年4月3日 23時) (レス) id: 835b4d5769 (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - 中村千尋さん» 千尋様の楽しみの一つになれてすごく嬉しいです!これからもよろしくお願いします(^^) (2019年2月2日 21時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - 未央さん» コメントありがとうございます!更新遅かったりしましたがこれからも頑張ります! (2019年2月2日 21時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - ののこさん» コメントありがとうございます(^O^)はい、色盲ですがこれからもちゃんと向き合い、頑張ります(^^)続編も楽しんでいただけるよう頑張ります (2019年2月2日 21時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:赤砂晋助 | 作成日時:2018年12月30日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。