リクエスト2過去回想編2 ページ11
――――――こっそりと家のなかに入れば母さんが気持ち良さそうに寝ていた。
怪我をした手を隠しながら部屋に戻ろうとすると、突然声をかけられる。
「また、怪我したのか。」
ビクッと肩を揺らし後ろを振り向けば笑った母さんが笑いながら私を見つめている。
「しっ、してない!」
「嘘だな。Aは嘘をつくと必ず目線を下に下げるからな。」
「え、ほんとに?」と聞けば母さんは笑いながら「嘘だ。」と言って煙管をふかす。
「その包帯、心優しい誰かが巻いてくれたんだな。」
母さんの言葉に黙って頷けば母さんは笑ってふかふかと漂っている煙を見つめている。
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96cm(プロフ) - あおいさん» いちいち教えてくれてありがとうございます!わかりました!見てみますね! (2017年5月14日 16時) (レス) id: 6c8bc4981f (このIDを非表示/違反報告)
あおい - すみません!僕運命の人ですというのは最近やってるドラマですよ土曜日にやってるので良かったら見てみてください (2017年5月14日 16時) (レス) id: 265f34f8ca (このIDを非表示/違反報告)
96cm(プロフ) - あおいさん» はい!ありがとうございます!その、「僕運命の人です」という小説があるのですか?もしそうでしたらごめんなさい! (2017年5月9日 16時) (レス) id: 6c8bc4981f (このIDを非表示/違反報告)
あおい - とてもよかったですこれからも投稿頑張ってくださいこの話は僕運命の人ですに似せたものですか? (2017年5月9日 16時) (レス) id: 265f34f8ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴木 x他1人 | 作成日時:2017年5月3日 19時