俺の貞操が非常に危険です。【鬼滅の刃】

貞操２2 ページ25

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『 空の呼吸 捌ノ型 炎天の呵責 』




俺がそう刀を振ると同時に、上弦の参は消えた。


切った感触もなかったしきっと逃げられた。





「 Aさん、本当にありがとうございましたッ！！

俺、俺のことを···！ 」



『 ふん！別に認めてやったわけじゃない！ 』





勘違いするなよ、炭治郎！



柱でもないお前が下弦の鬼を倒したのは確かに凄かった、いやお前はそれだけだ！





それだけで認めたわけじゃない！







「 A、竈門少年 」




突然煉獄さんに名前を呼ばれたかと思えば、俺は炭治郎と共に煉獄さんに抱き締められた。






「 有難う。援護をしに来てくれて助かった。


きっと俺一人では死んでいたかもしれない任務だ。



A、君は本当に強くなったな。今の戦いを見て改めて思った。


やはり君は強く美しい人間だ 」





普段なら焦点の合わない目なのに煉獄さんの大きな瞳は確かに俺を捉えていた。



···美しい、はいらなかったけどね。








「 竈門少年、俺は君の妹を信じる。

鬼殺隊の一員として認める。


命をかけて鬼と戦い、人を守る者は誰がなんと言おうと鬼殺隊の一員だ。



胸を張って生きろ。


己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと、心を燃やせ。歯を喰いしばって前を向け。

君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない、共に寄り添って悲しんではくれない。 」





そう炭治郎に言った煉獄さんは、誰よりもカッコイイ英雄だった。








「 俺は信じる。君たちを信じる 」




Aもだろう？と言われたので仕方なく、本当に仕方なくだが






『 俺も信じる 』





そう言ってやった。









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＿＿＿作者 (18)

煉獄さんが好きすぎるあまり煉獄さんを生存ifさせてしまった。
容疑者は「仕方ないじゃん。カッコいいんだから」と述べているようで未だ反省は見られない。





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