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ﾊﾟ「おい、見ろ！あれって､､､あの､､､」
そう言いながらパイモンちゃんはケーキを指差した。
あのケーキは確か、
姉様がこの前のお茶会の時に
持ってきてくれた､､､。
ﾊﾟ「一日限定十六個しか販売してない
ケーキだぞ！」
蛍「まだ売り切れてないなんて！」
パイモンちゃんが食べ物を好きなのは
わかっていたけど、
蛍ちゃんもこんなにテンションが上がるとは
思わなかったな。
二人ともケーキが好きなのだろうか。
ﾊﾟ「前に食べた時は、あんなにピリピリした
空気の中でも美味しかったんだよな。
今日食べたら、きっともっと美味しいはずだぞ！」
蛍「先を越されてはいけない！」
『今売っているケーキの個数は､､､』
私がケーキがいくつあるかを数えようと
していると、横を誰かが通ったような気がした。
？「すみません、ケーキをひとついただけますか？」
ﾊﾟ「ああっ！他の人が､､､！」
ﾊﾟ「あれ？おまえってパレ・メルモニアの
ホールにいた､､､」
ｾ「あら、君たちもケーキを買いに来たんですか？
ヌヴィレット様の言葉を借りれば、
舌が肥えているようですね。」
ﾊﾟ「えっ、ヌヴィレットがそんなこと
言ったのか､､､？」
ｾ「ええ、ヌヴィレット様にも好き嫌いは
あるんですよ。私の場合、
ここのコーヒーとケーキが特にお気に入りなんです。」
ﾊﾟ「へえ、おまえってよくここに来るのか？」
ｾ「基本、毎日必ず一回は来ていますね。」
結構な頻度で来ているのか。
それほどここのコーヒーとケーキが好きなのだろう。
ﾊﾟ「毎日､､､」
ｾ「毎日すべき事は、仕事以外に、
ケーキを食べてコーヒーを飲むことくらいですから。」
ﾊﾟ「､､､､､､」
(2023/11/28)
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作者名：夜月 | 作成日時：2023年11月8日 18時
