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※今回のお話含め2、3話ほど設定上マリウスくんが健人くんを悪く言うなど少し刺激的なお話になっております。苦手な方は読むのをお控えください。※
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マリウスside
最近疲れている
大学もアイドルも何もかも今まで通りに
上手くいかない
勉強は頭に入らない
ダンスも上手く踊れない
それだけならまだしも
スタッフさんにまで溜め息をつかれる始末
今日もダンスレッスンで振付師の方に
注意をされている
振 だから、ここはこうなの。
てか覚えてきてるの？
『っ、はい、ごめんなさい。』
振付師さんの言葉がずしりと胸に乗っかる
それにプラスしてレッスン室の空気が瞬時に変化するのが目に見えて分かった
健 ふぅ、っはぁ、、い、や、、
ケンティーが苦しそうに息をし始めた
怖いのか耳を押さえている
風 中島、大丈夫。誰も中島のこと
言ってねぇから、な？
勝 ケンティー横になる？
聡 ケンティー大丈夫だよ
僕が注意を受ける中
ケンティーとみんなの会話が聞こえてくる
前までは何とも思わなかったのに
最近はどうしてもいい気分にはなれない
みんなに囲まれるケンティーが
憎たらしくて仕方なかった
"ケンティー大丈夫だよ"
その言葉も深く考えてしまえば
僕がすべて悪いと認められたように聞こえた
ケンティーが過去に想像も出来ないほどの
辛い経験をしていたことは理解している
それはケンティーが少し前に教えてくれた
けど心のどこかで甘えじゃないかと
思ってしまう自分もいた
振 ちょっと聞いてるの、？
『はい、』
嫌というほどみんなの声が頭に響く
"疲れた"
その一言に尽きた
レッスンが終わり勝利くんと聡ちゃんはラジオの収録があるとかでそのまま仕事場に向かい
この後オフな僕らはマネさんの車で家に帰った
後部座席で安心したように眠るケンティーと
そんなケンティーを横で見守る風磨くん
僕は行き場の見失った視線を
何気ない風景に落としていた
マネさんもいつもと違う空気に気付いたのかハンドルを握る手を強めた
今はケンティーと目を合わせたくない
そんな自分勝手な気持ちが頭を過るなか
家についた
風 中島、ついたよ。起きて？
健 、ん、
軽く会話をする2人を置いて
僕はマネージャーさんに挨拶をし
颯爽と車を降りる
今は2人の前で平然といられる
そんな自信はなかった
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ふぅぴょん?(プロフ) - ハッピースクールさん» コメントありがとうございます！少しでも楽しんでいただけたみたいでとても嬉しいです。こちらこそこれからもよろしくお願いします。 (2020年11月23日 10時) (
レス) id: ca4a63cf96 (このIDを非表示/違反報告)
ハッピースクール(プロフ) - リクエスト書いて下さりありがとうございました。ふぅぴょんさんの書くお話が本当に好きなので、書いて下さりとても嬉しかったですし、凄い面白かったです。これからも応援しています。 (2020年11月23日 8時) (レス) id: ea6cf5733d (このIDを非表示/違反報告)
ふぅぴょん?(プロフ) - ぴこぽさん» リクエストありがとうございます。大切に書かせていただきますm(_ _)m (2020年11月21日 14時) (レス) id: ca4a63cf96 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅぴょん?(プロフ) - yukineさん» リクエストありがとうございます。大切に書かせていただきますm(_ _)m (2020年11月21日 14時) (レス) id: ca4a63cf96 (このIDを非表示/違反報告)
ぴこぽ - リクエストお願いしたいです。聡ちゃんがメンバーと自分を比べてどんどん自己嫌悪に陥り、情緒不安定になるお話がみたいです。できれば宜しくお願い致します。 (2020年11月18日 22時) (レス) id: 91fe5fe640 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅぴょん | 作成日時：2020年6月6日 22時
