エーデルシュタイン家の隠し子は影から兄を追いかけたい【アルネの事件簿】 (ページ4)

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無問題な計画は落ちたページ4

パンドラ「ありがとうございますーそれじゃあ…

貴女はなぜ変装して来なかったんですか？」

『…だって嫌じゃないですか。』

パンドラ「？」

『この髪と顔だけが私が兄上と同じ血を持っているという唯一の証拠なのに、
　
それを一秒でも消すことになったら私はどうやっていきればいいか分かんないんです。』

パンドラ「へーよくわかりました～ありがとうございました！」

『いえいえ、私に出来ることであればなんでも。』

パンドラ「それでは！って…あ！後もう一つ…これは頼み事なんですけど_________」

パンドラさんは去って行った。

それじゃあ鍵を受け取って部屋に行きますか…

私の部屋は4階の367室です。

向かいましょうか。

私はエレベーターに乗ると、とある人が乗ってきました。

…夢小説がお好きな貴女！もうお分かりでしょう…？

説明しませんから！する気力も有りませんし…

二クラス「あの、そこのお嬢さん。」

『…はい、どうされましたか？』

二クラス「素敵な髪型ですね、誰かにセットしてもらったんですか？」

そういえば私髪型アレンジするのが好きで、よくやってるんですよね。

『お褒めいただき光栄でございます、こちらは自分でセットしました。』

というか兄上こっちきてからだと初対面ですけど、いいズラしてますねぇ…

包丁で剥いで醜くしたいです。

…あ、失敬。

二クラス「そうなんですか…凄く器用なんですね、羨ましいです。」

この人私が受けてきた境遇を知ったらどう思うんですかね…

『いえ、私なんてまだまだ未熟者ですよ。』

…

イケメンだなぁ兄上、いいなぁ。

二クラス「どうしました？私の顔に何かついてますか？」

『いえ…何も』

ニクラス「それならいいんですが…あ、四階に着きましたよ。」

『本当だ…ありがとうございます。』

私はエレベーターも降りた、

そうしたら兄上も降りた、あんたもかい。

ニクラス「奇遇ですね、あなたも四階に部屋があるんですか？」

『…はい、貴方もだったんですね。』

そんな感じで話してると部屋に着いた。

また夢小説である展開ですよ、はは。

二クラス「おや、隣の部屋だったんですね。」

『凄い偶然ですね…まだ私名前名乗ってませんでしたよね？

私は…キャロル・ガードナーです、どうぞ宜しくお願い致します。』

二クラス「あ…本当です、まだ名乗ってませんでしたね…

私はなんてことを…私は二クラスと申します。こちらこそよろしくお願い致しますね。」

…帰りたい