時に焼死で時に溺死で育まれる愛で ページ3
…まあ、考えても仕方ないですよね、任務に向かいましょう。
私はホテルピトスに向かいました。
そしてつきました。
早いと思いましたか?
早いですよね、私も思います。
ですけど、これがこの世界の当たり前なので…どうかお許しを。
というか大きい建物ですね…なんというか…高級そう?
いや実際高級と仰ってましたよね、何方かは忘れましたけど。
取り敢えず入ってみますか。
…あれ?
ゲームで居たはずの名前を聞いてくる従業員さんが居ない…何故でしょうか?
まあ、進みますか。
私は扉を開け、中に入った。
そうすると、私に道をあけるように従業員達が立っており、真ん中には奇抜な格好の御方が一人。
ピンク髪と濃いピンクの目隠し、派手な格好。
パンドラさんだ、初めて拝見いたしました…わぁ…
…新宿の店にギリギリ居そう。
は!?申し訳ございません、現代っ子精神がでてしまいました…
先ほどの発言は無かったことにしてくれると幸いです…
パンドラ「ようこそ!ホテルピトスへ!」
『…』
あ、これはあれが始まりますね。
パンドラ「なんですかその痛い芸人でも見るような目は!!」
『いやぁ…すみません、わたくしは貴方を見ると拒絶反応が起きるんです…』
パンドラ「初対面ですよね!?…まあ、いいですよ。」
『其れでは私はここで。』
パンドラ「いやいやいやいや困りますよ〜!」
『…なにがですか。』
パンドラ「だって〜あなたって様ですよね?」
『何で知ってるんですか…?』
パンドラ「そりゃ知ってますよ〜だってあなた”明鏡”様ですよね?」
『…へぇ、あなた裏の社会に詳しいんですね?』
パンドラ「いやただ単純に明鏡様があっちで有名なだけですよ〜」
『所で、引き止めて何の用ですか?依頼なら別の機会に…』
パンドラ「違いますよ〜ただ聞きたいことがあるだけです!」
『聞きたいこと…分かりました、機密情報はお答えできませんが、なんなりと。』
パンドラ「まず最初に〜明鏡様ってエーデルシュタイン家の出身だったりします?」
そういえば私自分のデータ消してないんだったよな、終わったかも。
もう開き直るか。
『…あー…はい、そうですが何か…?』
パンドラ「やっぱり!ちなみにここに二クラス様が来ることは…」
『知ってます。』
パンドラ「よ、よく来れましたね〜」
『兄上と接触しなければ無問題ってもんなんでね。』
パンドラ「そうなんですね〜後もう一つ聞きたいんですけど〜」
『大丈夫ですよ』
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