裏社会という光とは真逆の界隈 ページ2
皆様こんにちは、アリシアと申します。
あなた達が多分知っているであろうニクラスという人物の妹で御座います。
わたくしの現状は…設定を読んだ御方なら知っていると思いますが、一応記しておきます。
まず私は転生者…と言えば分かっていただけるでしょうか?
この
私がここに招かれた要因はわたくしが異世界の鍵というサイトで一年前に
書き込みを行ったからだと御座います。
確信は御座いませんが、私の容姿が書き込んだ容姿と同じなので多分あってるかと…
そして、一般市民…貴族のマナーを知らない
転生してからというと、色々と闇が垣間見えましたよ。
私という存在の徹底的な隠蔽…兄にも私の存在を隠してるんですよ…?
あとメイドさんからの嫌みや軽蔑、哀れみ。
そしてほこりだらけの地下室に閉じこめられてました。
両親はくるたびに私に嫌みを言ってこの世界では顔も拝めていない兄と比べる…
そんなところで鍛えられるのはメンタルだけでした。
他人へのお辞儀の仕方などは教えてもらえませんでした。
一生私をあそこに閉じこめておくつもりだったそうですね。
そんな現状で幸せを知ってる私は黙れなくて勢いに任せてお屋敷を飛び出してしまったわけですよ…
ですが行く宛も勿論無く、夜道を彷徨っていたらなにが起こったと思いますか?
正解は不審者に無事に裏社会へと連れ込まれて売り飛ばされました…です。
そこで私は変な組織に買われて色んな意味で手を汚してきた訳です。
つまりは組織の奴、隷、笑えますよね。
まあそれなりに自由ですしあっちよりかはいいです。
それになんとその組織の基地は屋敷に近い場所にあるんですよ…
気をつけなければ…
まあ私の目標は兄上、表で兄上と同じぐらい優秀にはなれないことはしってますので、
裏で兄上と同じぐらい優秀になれれば満足ってやつです。
だから兄上は光の方にだけ向いてればいいんです。
私は次の任務の紙を見る。
舞台はホテルピトス、任務内容は対象者の排除、どんな手を使ってもいい。
ここまでは問題ない、
問題なのはそのホテルで行われるであろう闇オークションの参加者予測だ。
『なんでですか…兄上…』
その書類は自分の兄の姿ものってました。
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