ドS王子達との関係〈歌い手〉続編

63話-朝 ページ16

あのあと。アイスを渡されたあとだ。
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「っていうか」
「アイス食べすぎじゃ無いですか？」

不安そうな私に、皆が答える。

坂田「大丈夫でしょ！」
センラ「まぁ…ちょっとだけならな？」
まふまふ「美味しいからだーいじょうぶ！」
志麻「食べすぎは注意やけどな」
うらた「坂田お前はハムになるぞ」

坂田「…」
坂田「いやならないわ！！アホか！」

うらたさんと坂田さんの件(くだり)に、笑ってしまう。

「ふっ…あははっ…」

私が笑ってしまうのにつられて、皆からも笑みが溢れる。

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そらる「あれ？俺風呂入っただけ？え？」

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朝。
目を開けるとそこには、すやすやと寝息をたてて眠っているまふさんの顔が。

うわっ、と出しそうになるのを抑え、声を殺す。

まふさんの顔が…こんなに近くに…っ…

顔が熱くなるのがわかる。それほどドキドキしているのだろう。

…

よく見るとまふさんの顔…ほんとに整ってるなぁ…

綺麗……

もう少し…近くで…見たいな…


そのとき、後ろから軽い笑い声が聞こえた。

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