Blue and sweet * :ﾟ

アイリッシュラテ(Daichi Suzuki) ページ20

同棲して初めてのクリスマスイヴの昨日


大地が予約してくれた夜景の見えるレストランで食事をした 
そのあとはイルミネーションを観に行って

カップルらしいイヴを過ごせたと思う…！





今日は大地が取材があるということで遅めの帰宅

「大地おかえり」



「ただいま」



今日はクリスマスだけど

どうも私はイヴの方がメインっていうイメージ

イヴは前日って意味と知っていてもその印象は抜けない



「先にご飯食べる？」



「うん、着替えてくる」



食事は特別感は全くなくていつも通りだ


昨日は食事で今日はプレゼント交換、のように分けた方が楽しいのかな


うん、来年はそうしよう…！



「いただきます！」



「はーい、いただきます！」



私大地と付き合ってから料理大分上手くなったな、

元々できなかったのにここまで作れるようになった



大地が美味しい、美味しいって言ってくれるのが秘訣かな…！



「大地お風呂入るよねー？」



「あーあお先入ってきなよ」



「いいのー？じゃあお先に」



うーん…今日の入浴剤はこれにしよう！


冬のお風呂タイムは体が暖まる感覚も、出た時にちょっとひやっとするのも
なんだか、好き



…やはりケーキくらいは用意しておくべきだったか


って気にしすぎ？




お風呂から上がると大地はちょうどお皿を洗い終えたくれたみたいで



「ありがとう！洗ってくれたんだ」



「いつもあおに任せきりだから」




タオルで手を拭いた大地の左薬指には指輪がはまっていて



「ねえ、まって」



「なに、どうしたの？」



明らかに大地は笑っていて、 


私は泣きそうで



「あお、結婚しよっか」



「うんっ…」



「あおのもあるよ」



「ありがとう」




私の中で


イヴよりもクリスマスが特別な日になりました

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