リクエスト番外編 妹に彼氏なんざ許さん！ ページ44
…これは今から約5年前のお話…
当時のヴィンスモーク兄弟の年齢はレイジュ、イチジ、ニジ、ヨンジこの4人は14歳。ナージュは9歳だった。
この頃からヴィンスモーク兄弟はナージュにベッタリでナージュ1人での外出は絶対に許されなかった。
ある日、ナージュとイチジはただ散歩をしようととある島に来ていたー………
ナ「イチにぃ！あっちにアイスがあるよ！買おう！」
ナージュはグイッとイチジの服を摘んだ。
イチ「金は持っているのか？？」
ナ「もっちろん！」
笑顔で答えるナージュ。
イチ「いや、いい。アイスなら俺が買ってやる。」
まさかナージュがお金を持って来ているとは思わないかったイチジ。元々奢る気だったので少々戸惑ったが、なんとか奢る方向へと話を進める。
ナ「えっ、いいの！？」
イチ「あぁ。何がいい？？」
ナ「苺味！」
イチ「わかった」
スタスタとアイス屋に向かい、アイスを買う。
ちなみに買ったのはイチジはミント味、ナージュは苺味。
ベンチに座り2人してアイスを食べていると…
「あの…すみません！」
ナージュと同い年くらいの男の子。
イチジはフイッと無視をするが、ナージュはちゃんと男の子を見た。
ナ「なに？どうかしたの？」
「えーと…その………」
モジモジとして俯く男の子。
「お、俺とつ、付き合って下さい！」
イチ「！」
ナ「へっ？」
ナージュはポカーンとするがイチジからは溢れんばかりの殺気が込み上げる。
ナ「ごめんね、見ず知らずの人はちょっと…」
スッ
イチジが立ち上がりナージュの前に立った。
イチ「誰がナージュをお前の様な奴にやるか。」
「へ？あの…お、お兄さんですか？」
イチ「……………向こうへ行こうか。少し話がある」
「え…待って……お兄さん…怖い………」
男の子はイチジにズルズルと何処かへと連れて行かれてしまった。
ーその約5分後ー
イチ「ナージュ、ただい…………」
イチジがナージュの元へ帰ると、ナージュは何故か老若男女問わず、沢山の人に囲まれていた。
ナ「あっ！イチにぃ！ヘルプ！！」
ナージュを囲んでいた人は全員イチジに振り返った。
イチ「何故こうなった？？」
ナ「………わかんない」
イチ「そしてお前らはウチの妹になんの用だ？？」
声を揃えて出された言葉はただ１つ。
「「「お兄様!!この子と付き合わせて下さい!!」」」
プツリ
イチ「…」
イチジの中のナニカが切れた。
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かな(プロフ) - 名前変更、できたら出来るようにして頂きたいです (2017年11月2日 12時) (
レス) id: c8ce4d96ec (このIDを非表示/違反報告)
☆ - 名前変更無い時点で読む気なくなった (2017年9月25日 22時) (レス) id: 19b10917ab (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - 匿名さんさん» ありません… (2017年9月3日 1時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん - これ作品に名前変換する機能はありますか？ (2017年9月3日 0時) (レス) id: b5e03ec5b7 (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - nebulaさん» ちなみにAMAとAIBRは同一人物です！ (2017年8月28日 23時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AMA x他1人 | 作成日時：2017年7月18日 20時
