検索窓
今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:166,227 hit

23.おや?ニジの心臓の様子が… ページ28

罰ゲームの命令として、ニジはナージュと寝ることになった。

ニジ「さ、先に風呂入ってこい!!」

ナ「ほ〜い」

ナージュは上機嫌になりながらタタタとお風呂場へと走って行った。
その頃ニジは…

ニジ「アイツって確か俺たちよりも5歳年下の14歳だよなぁ…」

※今更ですが2年前です※

ニジ「なんで無駄に大人に見えるんだ…しかも可愛いときた…クソ…」

頭を少し抱え、今日は良く眠れるかが心配になるニジ。

コンコンッ ガチャッ

ニジ「あ??」

イチ「俺だ。」

ニジ「イチジか…」

スタスタと部屋に入り、ベットに座っているニジの前に立つイチジ。

ニジ「な…なんだよ…」

イチ「さっきナージュとバッタリ会ってな。聞いたぞ。ナージュと共に寝るとなぁ?」

ニジ「なんか文句あんのか?」

少し冷や汗をかきながらイチジを見上げ睨むニジにイチジは「フッ」と笑い、ベットと正面を向き合っているソファに足を組み、座った。

イチ「俺も何度か寝たことがある」

ニジ「だろうな」

イチ「心臓の爆発を止めるのに必死で眠れたもんじゃない。明日は絶対に寝不足確定だ」

ニジ「お前でもか!?」

驚いた拍子に立ち上がるニジ。イチジはスッとサングラスをかけ直し、コクリと頷く。

ニジ「俺…明日任務ってあったっけ…」

イチ「無い。だが俺の場合はあったんだ。…なんとかやり過ごせたが………」

ニジ「お、おう…大変だったんだな…」

同情なのか哀れみなのか。ニジは申し訳なさそうな口調でイチジに答えた。

イチ「いや…普通に隣で寝るなら心臓が爆発することもない。ニジ、お前に良いことを教えてやろう。」

ニジ「あ?」

イチジはニヤリと笑った。まるでニジの心を見透かすように。

イチ「ナージュは眠るとき、抱きついてくるぞ」

ニジ「・・・・・・!!!!!!!!!!!!」

ッボ!!

ニジの顔は瞬時に赤面に変わり果てた。

ニジ「う…うううう嘘だろ!!??」

イチ「嘘じゃない。よかったな、先のことが知れて。心の準備をしておくといい。」

ニジ「準備なんざ出来るかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ガチャッ

ナ「あがったよ〜!どうしたの?そんな大きい声出して。なんの準備??」

ニジ「お、おい…ナージュ!!!!寝るとき寝る相手に抱きつくっつーのは本当か!?」

ナ「へっ?」

ナージュはニジの言葉にキョトンとするが、その2秒後にニコリと笑った。

ナ「うん!」

ピシリ

ニジの思考は止まった。

24.とうとうお休みなさい→←22のオマケ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (57 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
105人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

かな(プロフ) - 名前変更、できたら出来るようにして頂きたいです (2017年11月2日 12時) (レス) id: c8ce4d96ec (このIDを非表示/違反報告)
- 名前変更無い時点で読む気なくなった (2017年9月25日 22時) (レス) id: 19b10917ab (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - 匿名さんさん» ありません… (2017年9月3日 1時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん - これ作品に名前変換する機能はありますか? (2017年9月3日 0時) (レス) id: b5e03ec5b7 (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - nebulaさん» ちなみにAMAとAIBRは同一人物です! (2017年8月28日 23時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:AMA x他1人 | 作成日時:2017年7月18日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。