23.おや?ニジの心臓の様子が… ページ28
罰ゲームの命令として、ニジはナージュと寝ることになった。
ニジ「さ、先に風呂入ってこい!!」
ナ「ほ〜い」
ナージュは上機嫌になりながらタタタとお風呂場へと走って行った。
その頃ニジは…
ニジ「アイツって確か俺たちよりも5歳年下の14歳だよなぁ…」
※今更ですが2年前です※
ニジ「なんで無駄に大人に見えるんだ…しかも可愛いときた…クソ…」
頭を少し抱え、今日は良く眠れるかが心配になるニジ。
コンコンッ ガチャッ
ニジ「あ??」
イチ「俺だ。」
ニジ「イチジか…」
スタスタと部屋に入り、ベットに座っているニジの前に立つイチジ。
ニジ「な…なんだよ…」
イチ「さっきナージュとバッタリ会ってな。聞いたぞ。ナージュと共に寝るとなぁ?」
ニジ「なんか文句あんのか?」
少し冷や汗をかきながらイチジを見上げ睨むニジにイチジは「フッ」と笑い、ベットと正面を向き合っているソファに足を組み、座った。
イチ「俺も何度か寝たことがある」
ニジ「だろうな」
イチ「心臓の爆発を止めるのに必死で眠れたもんじゃない。明日は絶対に寝不足確定だ」
ニジ「お前でもか!?」
驚いた拍子に立ち上がるニジ。イチジはスッとサングラスをかけ直し、コクリと頷く。
ニジ「俺…明日任務ってあったっけ…」
イチ「無い。だが俺の場合はあったんだ。…なんとかやり過ごせたが………」
ニジ「お、おう…大変だったんだな…」
同情なのか哀れみなのか。ニジは申し訳なさそうな口調でイチジに答えた。
イチ「いや…普通に隣で寝るなら心臓が爆発することもない。ニジ、お前に良いことを教えてやろう。」
ニジ「あ?」
イチジはニヤリと笑った。まるでニジの心を見透かすように。
イチ「ナージュは眠るとき、抱きついてくるぞ」
ニジ「・・・・・・!!!!!!!!!!!!」
ッボ!!
ニジの顔は瞬時に赤面に変わり果てた。
ニジ「う…うううう嘘だろ!!??」
イチ「嘘じゃない。よかったな、先のことが知れて。心の準備をしておくといい。」
ニジ「準備なんざ出来るかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ガチャッ
ナ「あがったよ〜!どうしたの?そんな大きい声出して。なんの準備??」
ニジ「お、おい…ナージュ!!!!寝るとき寝る相手に抱きつくっつーのは本当か!?」
ナ「へっ?」
ナージュはニジの言葉にキョトンとするが、その2秒後にニコリと笑った。
ナ「うん!」
ピシリ
ニジの思考は止まった。
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かな(プロフ) - 名前変更、できたら出来るようにして頂きたいです (2017年11月2日 12時) (レス) id: c8ce4d96ec (このIDを非表示/違反報告)
☆ - 名前変更無い時点で読む気なくなった (2017年9月25日 22時) (レス) id: 19b10917ab (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - 匿名さんさん» ありません… (2017年9月3日 1時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん - これ作品に名前変換する機能はありますか? (2017年9月3日 0時) (レス) id: b5e03ec5b7 (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - nebulaさん» ちなみにAMAとAIBRは同一人物です! (2017年8月28日 23時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AMA x他1人 | 作成日時:2017年7月18日 20時