22.ニジへの命令決〜まった！ ページ26
ナージュの言葉の続きをジャッジは少し待つ。
するとナージュは口を開いた。
ナ「父さん…先に晩ご飯食べてたけど…1人で寂しくなかったの？？」
その言葉に食堂にいる全員がピクリと体を震わせた。イチジ、ニジ、ヨンジ、レイジュは肩の震えを必死に抑えている。笑ってはいけないと…
ジャッジはしばらく考えてそして真剣な顔で言った…と思いきや涙目になりながら…
ジャ「さ…寂しかったに決まっているだろう！！息子たちもいず、ただ1人で食べる飯なんぞ！！だが飯が冷めてしまっては気分が悪い！！食べる他無かろう！！」
ナ「わ…わー…えーと…なんかゴメンナサイ…」
ジャ「わ…わかればいいのだ…ｸﾞｽｯ」
次からは早く来るようにしようとヴィンスモーク兄弟全員の考えが一致した。
食事も終わり、給仕たちが食器を片付けるとジャッジはすぐに席を立ち、自室へと向かって行った。イチジたちも用事が無いため、各部屋へと歩いて行く。が、ナージュはニジについて行く。
ニジ「ナージュ…なんでついて来る？(ついて来るとかクッソ可愛い!!!!!!!)」
言葉では若干きつく言うが、内心満更でもないニジ。
ナ「ん？命令の内容何しようかな〜て。丁度いいし、ニジにぃの部屋で決めようかな〜って」
その瞬間、ニジの顔から血の気が引いた。
ニジ「忘れてた…」
「はぁ」とため息をつくニジにナージュはニコリと笑った。
ニジの部屋につくとニジとナージュはニジの部屋に入り、置かれていたソファにボフッと座る。
ニジ「で？命令は決まったのか？？」
ナ「うーん……なんでもいいんだよね？」
ニジ「あ…あぁ…そういうルールだ…」
するとナージュはニッパリと笑った。
ナ「よし！決まった！ニジにぃへの命令は…！」
ゴクリ
ニジは喉を鳴らした。ビシッとナージュはニジに指を指す。
ナ「今日、ニジにぃは私と一緒に寝ること!!!!」
ニジ「・・・・・・」
ニジの頭は一瞬だけ全機能止まった。
ニジ「はぁぁぁぁぁぁあ!!??」
叫ぶニジにナージュは「ふふん」と笑う。
ニジ「なんでそうなった！？」
ナ「だって……ニジにぃだけ一緒に寝ようって言っても断るんだもん！」
そう、ニジはナージュに一緒に寝ようと言われると、恥ずかしくなり過ぎて、つい断ってしまう。
ちなみにナージュはよく他の兄弟の元へと眠りに行く。
ニジは命令なら仕方ないと言いつつも、赤面になりながら内心ご褒美だと思った。
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かな(プロフ) - 名前変更、できたら出来るようにして頂きたいです (2017年11月2日 12時) (
レス) id: c8ce4d96ec (このIDを非表示/違反報告)
☆ - 名前変更無い時点で読む気なくなった (2017年9月25日 22時) (レス) id: 19b10917ab (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - 匿名さんさん» ありません… (2017年9月3日 1時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん - これ作品に名前変換する機能はありますか？ (2017年9月3日 0時) (レス) id: b5e03ec5b7 (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - nebulaさん» ちなみにAMAとAIBRは同一人物です！ (2017年8月28日 23時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AMA x他1人 | 作成日時：2017年7月18日 20時
