16.お菓子釣りからの兄弟でお話し ページ20
ナージュはお菓子が貰えないことに残念に思った。自分のお菓子は買い忘れ、イチジもお菓子をきらしていてニジのお菓子は食べたくても食べられない。ヨンジはバナナ一筋で、量が多くて晩ご飯が食べられなくなる。
ナ「我慢〜〜」
キューッと軽くお腹をおさえるナージュ。
レイ「あら?そういえば私の部屋にクッキーが残ってるわよ」
イチ/ニジ/ヨン「「「なにぃ!!!???」」」
ナ「本当!?食べてもいい!?」
レイ「もちろん!ただし、晩ご飯が食べられなくなるから5枚だけ!」
ナ「うん、十分!ありがとう!」
レイジュに抱きつくナージュ。他の兄弟は羨ましそうにレイジュを見つめる。
レイ「ふふっ、長女が1番強いに決まってるでしょ?」
レイジュとナージュはレイジュの部屋へと歩いて行った。その後に続いてイチジ、ニジ、ヨンジは付いて行く。
レイ「あら?あなたたちは来なくても良いのよ?」
ニジ「いいじゃねぇかよ!悪いのか??」
レイ「悪くはないわよ?」
イチ「なら別にいいだろう??」
ヨン「私も…ナージュを見ていたい…」
ヨンジはチラリとナージュを見る。それに反応したニジは瞬時にヨンジを睨んだ。
ニジ「テメェの言い方はキメェよ!」
レイ「ふふっ」
クスクスとからかうように笑うレイジュ。
ナ「レイねぇ〜、はやく〜」
急かすナージュにレイジュは爽やかに笑った。
ニジ「レイジュが笑ってもキュンとしねぇわ」
レイ「んー?何か言ったかしら、ニジ??」
ニジ「いや…なんでもねぇ…すんませんした…」
レイジュの威圧に負けたニジは潔く謝る。
レイ「さて、着いたわ。中に入って座ってて。すぐにクッキーを持ってくるわ。」
ナージュは長いソファーに座った。
キュピーン
3人の兄弟の目は光る。
イチ「では俺がナージュの隣に…」
ニジ「いやいや、俺がナージュの隣に座る。長男なら譲れや」
ヨン「いや、ここは私が…」
バチバチと3人の視線は絡みあう。
イチ/ニジ/ヨン「「「ナージュ!誰が隣に座ってほしい!?」」」
ナ「ん?私?」
クッキーを思うあまり3人の言い争いに気づかなかったナージュは首を傾げる。
ナ「隣に座って欲しい人…?」
ナージュは少しうーんと考える。
ナ「あ」
閃いたナージュはニコリと笑う。誰を隣に選ぶのか3人はナージュを見つめる。
ナ「レイねぇかな!」
レイ「あら?私?」
イチ/ニジ/ヨン/「「「なにぃ!?」」」
タイミングよくクッキーを取り終え、戻ったレイジュはご機嫌に笑った。
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かな(プロフ) - 名前変更、できたら出来るようにして頂きたいです (2017年11月2日 12時) (レス) id: c8ce4d96ec (このIDを非表示/違反報告)
☆ - 名前変更無い時点で読む気なくなった (2017年9月25日 22時) (レス) id: 19b10917ab (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - 匿名さんさん» ありません… (2017年9月3日 1時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん - これ作品に名前変換する機能はありますか? (2017年9月3日 0時) (レス) id: b5e03ec5b7 (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - nebulaさん» ちなみにAMAとAIBRは同一人物です! (2017年8月28日 23時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AMA x他1人 | 作成日時:2017年7月18日 20時