11.厨房のあとは ページ13
扉を開けて厨房の中に入るとコゼットが今日の夕飯をバタバタと作っていた。
ナ「コゼット！」
コゼットはナージュの声にピクリと反応し、すぐにナージュの元へと走った。
コゼ「あぁ！！ナージュ様！……ニジ様も…」
少し残念そうに言うコゼットにニジは腹を立て、コゼットを目力強く睨む。
ニジ「あ？俺が来ちゃいけねぇってのか？？」
その言葉にコゼットは肩を震わせた。
コゼ「い…いえ！そんなことは…」
その時、コゼットを庇うようにナージュはコゼットの前にたち、背伸びをしてニジに目線を合わせる。
ナ「ニジにぃ！コゼットをイジメないで！」
「背伸び」。この仕草を可愛く見えたシスコンのニジは照れ隠しにナージュから目をそらし…
ニジ「いっ…イジメてなんかいねぇよ！！」
そのまま何処かへと走り去ってしまった。
ニジの背中を見送るとナージュはコゼットに向き合った。
ナ「ニジにぃがごめんね。」
コゼ「いいえ！！大丈夫です！！ご心配ありがとうございます！！」
無理をしたような笑顔で言うコゼット。
でも何を言っても同じ答えしか返って来ないと察したナージュは話を続けた。
ナ「この果物、冷蔵庫で冷やしといて？」
コゼ「はい！！…こんなに沢山？ナージュ様が仕入れたのですか？？」
ナ「ううん。ヨンにぃが買ってくれたの」
ナージュの笑顔は料理長のコゼットですら心を和ませた。
ナ「じゃあ、よろしくね！」
コゼ「はい！」
コゼットに手を振り、ナージュは厨房から出て行った。
ナージュは自分専用の船に乗り込んだ。
もちろんその船に乗っているナージュ専用の船員もいる。
そしてナージュは舵をとる航海士へと元気よく言った。
ナ「ドレスローザへ！！」
その言葉に航海士はちゃんと反応する。
「ッハ！！」
そして波に揺られながらゆっくりと船は進んでいく。
ナ「久しぶりにコロシアムに参加しようかな…」
ナージュは他の兄姉よりも産まれながらに力が強い。科学の力とはそんなことも可能にするほどの技術を進めていた。
戦闘服を着ている兄姉よりも今のナージュは倍近く強く出来ている。
ナ「コロシアムのエントリーに間に合わせたいから出来るだけ急いで！」
「了解しました！！」
ナージュが乗っているこの船も科学の力で強化されている。ジェットコースター波に速くなった船は約数十分でドレスローザへとついてしまったが、その勢いで酔ってしまったナージュはしばらく動けずにいた。
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かな(プロフ) - 名前変更、できたら出来るようにして頂きたいです (2017年11月2日 12時) (
レス) id: c8ce4d96ec (このIDを非表示/違反報告)
☆ - 名前変更無い時点で読む気なくなった (2017年9月25日 22時) (レス) id: 19b10917ab (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - 匿名さんさん» ありません… (2017年9月3日 1時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん - これ作品に名前変換する機能はありますか？ (2017年9月3日 0時) (レス) id: b5e03ec5b7 (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - nebulaさん» ちなみにAMAとAIBRは同一人物です！ (2017年8月28日 23時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AMA x他1人 | 作成日時：2017年7月18日 20時
