検索窓
今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:52,161 hit

カズノリ+カレシ ドSというか嫉妬。 ページ20

今日は上杉くんとデート。
待ち合わせ場所は秀明近くのスタバ。

私は大きな時計台の前で上杉くんを待っていた。
そのとき「よー立花!」と声が聞こえた。
後ろを振り向くと同じクラスの大和健くん。
神様のヤマトタケルノミコトみたいな名前。

肩ポンからのハグ。正直恥ずかしい。
三分くらい喋っていると不意に後ろに倒れる身体。
「悪いA。遅くなった。」
上杉くんの声。安心した。

「彼氏さん…か。
じゃな!立花。」

最初はボソッと呟くくらいだったから聞こえなかったけど手を振られたので振り返す。

「今の誰。」
「健くん。すっごく話が合うんだ!」

上杉くんに聞かれたので答えると途端に不機嫌そうな顔をする上杉くん。

来い。と言われ手を引っ張られたので大人しくついていく。
数分歩いて着いたのは上杉くんの家。

上杉くんはスタスタ歩いていくのでちゃんと靴を揃えて追いかける。
階段の下で上杉くんは待っていて。

「こっち。」
階段を上りきり階段近くの部屋に入る。シンプルな部屋で数学の本がキチンと本棚に並んでいた。
上杉くんの部屋…だよね。

「そこ、座って。」
ベッドを指差され座る。

私の前まで歩いて来て突然くすっと笑った上杉くんは私の頬をすっと撫でた。
そして、上杉くんの顔がもとの不機嫌そうな顔に戻る。
上杉くんはぐっと顔を近付けた。
お互いの吐息がかかる程に近い。

恥ずかしすぎて逃げようとしたけど無駄だった。上杉くん力強すぎ…!

「俺がイラついてんの、分かる?」
上杉くんの苛立ったような声が聞こえて体が震える。
ふるふると顔を横に振ると溜め息をつかれた。え。


瞬間、ドサッと音がして。

気付いた時には上杉くんと天井だけが見えている状態に。

つまり…馬乗りベッドドンされてる!?

2→←お話ひとつ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ささな - はやてとのラブストーリーってかけますか? (2020年8月7日 0時) (レス) id: 11de89f604 (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - 凜華さん» 励まし(?)のお言葉ありがとうございます! 不定期更新ではありますが、これからも頑張らせていただきます! (2018年5月3日 21時) (レス) id: 8b63961d25 (このIDを非表示/違反報告)
凜華(プロフ) - 好き勝手に書いてこその占いツクールですよ! (2018年5月3日 13時) (レス) id: de967d8f3d (このIDを非表示/違反報告)
marin(プロフ) - 凜華さん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年3月6日 1時) (レス) id: 226f41ad92 (このIDを非表示/違反報告)
凜華 - 更新楽しみにしてます! (2017年3月5日 13時) (レス) id: acfe192fc9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:亜月少女 x他3人 | 作者ホームページ:123456  
作成日時:2016年9月24日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。