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ハナコトバ ３５ ページ38
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帰り道
あれからずっと私が落ち着くまでそばに居てくれた。
『先輩の家ってどこなの？』
「ここ右に曲がったらすぐだよ！」
案外、私の家から近めじゃん。
「うち寄ってく？散らかってるけど」
まさかの言葉に思わず 固まる
『え、あ、じゃあ お言葉に甘えて』
廉以外に異性の家に行ったことなんてなかったから
なんだかドキドキしちゃうな。
いや、先輩だから？かな？
「どうぞ〜」
『おじゃまします、』
「階段上がって左側が俺の部屋だから 先 行って待ってて ！」
言われた通り 先輩の部屋へ 行った。
先輩の部屋はとても綺麗だった
私とは大違いで。
私も見習わなきゃな〜
私は 先輩が居ないから 内緒で ベッドへダイブしてみた。
ちょっとした遊び心ってやつ。
先輩の匂いが広がる。心地よい。
あまりにも気持ちよくて私は瞼を閉じた
『ふぅ〜、、』
そこから私の記録が無くなった
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作者名：杏 | 作成日時：2017年6月15日 16時
