ハナコトバ .. (ページ18)

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ハナコトバ１８ページ18

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あれからというもの
私はいつも先輩に会うために行っていた図書館には行かなくなった

廉はいつも通り接してくれている

これも廉の優しさ、、

「なあ！駅の近くにめっちゃ美味しいで有名のクレープ屋出来たらしいで！今日の放課後行かん！？」

『うん、行く！』

たまにこんな廉の優しさに目頭が熱くなる

ほんとたまに。

こんなの恥ずかしくて言えないや。

なんだかんだで、
私、廉が居ないとやっていけないんだよね

「Aはもう決めた？俺はこれにしよかな～」

今どのクレープにするか迷ってるところ

『ん～、私これとこれで迷ってる』

「じゃあ、これ俺が頼むからこれAが頼んで！」

『え？いいの？』

「俺が食いたかったやつがたまたま被っとっただけや」

これも廉の優しさの一つ

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定員「お待たせしました～」

うわ

さっき見た写真より

実物の方が全然美味しそうじゃん

『え！！！これめっちゃ美味しい！やばいよ！』

「俺のもなかなか美味いで！食う？」

『食べる！』

うわ、、

これも美味しすぎる、、、

「Aのも頂戴～」

『いいよ！』

「うっんまっ！」

なにその顔！笑

「あ！そういや、浴衣どんなん来てくるん？」

浴衣、、浴衣、、、

あ！花火大会明後日じゃん！

すっかり忘れてた！！

なにも決まってない！！やばい！！

『え、え～内緒』

忘れてたとか言ったら

廉絶対怒るし、

「楽しみやなぁ」