会いたくない男

7話 ページ7

You side



もうここに座り込んで2時間以上たった




A「あー寒いし。なんなんだよもうｸﾞｽｯ」





ボソボソと呟いては涙を拭っている。その時





目の前で車のドアが開く音がした。





ガチャッ"





??「ねぇ君、大丈夫？そんなに泣いちゃって」





??「よく見たらAじゃん！！！」





涙で目がぼやけてよく見えなかった。





??「僕のことわかんない？」






なんと自意識過剰なやつだ "とその時は思った。





A「どなたですか？大丈夫なのでもう行ってください。」




"もうッ" と言って少し拗ねたように付けていたマスクを外した。





ジミン「ジミンだよっ!!」






私は驚いた。そこには幼なじみのジミンがいたから。






ジミン「てかなんで靴履いてないの？鼻も目も真っ赤だし」




A「いやそんなことよりなんでここにいるの？」





ジミン「車に乗ってて、たまたまここで信号待ちしてたら道端で座ってる子見つけたから」





A「お願い!！今日だけ泊めて！！」







ジミン「なんだなんだ笑 何があったんだよ、そんな必死な顔して笑」






ジミンに全てを話した。グクの名前を伏せて、






ジミン「それってもしかしてジョングガのこと？」





さすがジミン勘が鋭い。





これは昔からだ。

8話→←6話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す