凪のあすから 好きの気持ちは…

３９話 ページ41

ピー

仲良くなった女子のみんなと話をしていると先生が笛を鳴らした

先「今日はタイムはかるぞー」

「「「えーーー！」」」

先「何だ去年もやったろうが、はい、準備体操！女子はタオル外す！」

「やーだー」

「セクハラー」

先「残念、先生のストライクゾーンはど高め」

「だって、こんな寒いのに…」

先「よかったな、水に入った方があったかいってもんだ！はい、屈伸！」

先生が体操を始めると女子はタオルを置いて体操を始めた

先「１，２，３…８、はーい、屈伸からのうさぎ跳びー！」

「「「えー！」」」

光(準備体操って意味わかんねー)

紡「汐鹿生の人間でもあしつったりするだろう？」

要「光はやんないの？」

光「息すんのに準備がいるかよ」

翔「ったく…足つってもしらねーぞ」

光だけは反抗的に体操をしなかった

先「泳ぐのは申告じゅんね、クロールでも犬かきでもいーぞ！」

(自由か…どーしよっかな)

『ちさきは何泳ぐか決めた？』

ち「クロールかなAは？」

『まだ決まってない…ちさきがクロールなら私もそうしよっかな翔が勝負申し込んでくる前に…』

ち「ふふっ、いっつも二人勝負してるもんね」

『うん、最近めんどくさくって…』

「木原くんと先島くん一緒に泳ぐみたーい」

「どっち応援する？」

「木原くん去年むっちゃはやかったよねー！」

「うん！」

「あー、でも汐鹿生のほうがはやいかな？」

「向井戸さんたちはやっぱり先島くん推し？」

ま「え？どっちだろ？…要としーくんと、ひーくんだよね？」

ち「そーだね…」

まなかはちさきに目線をやったがちさきは顔をそらしてしまった

「そりゃあ、汐鹿生どうし応援するよねー」

「じゃあ、私も汐鹿生！」

「なにそれ！あたしは絶対木原くん！」

「雨宮さんはー？」

『え？』

「やっぱり、双子だから雨宮くん応援する？」

『いや…私は…』

「うんうん！」

『…昨日のプリンの恨みがあるから翔以外の三人応援するかな！』

「なにそれーｗ」

「なかいいんだね」

そしてジャンプ台に並んだ４人に向かって叫んだ

『光ー！要ー！紡ー！翔ぼこぼこにしちゃえー！』

ち「…A」

ちさきに苦笑いされた

翔「なっ！？てめぇ、Aあとで覚えとけよ！！」

『べーっだ！』

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