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貴「ねぇこうちゃんこうちゃん」
と言いながら作業する俺の頬を突っついてくるA
渡「なに」
構ってる余裕がないのになんだろ、と少しイラッとしてしまう
貴「なんでそんなに冷たいんですか」
渡「見ての通り暇じゃないからね」
言い方がきつくなるのもワガママながら許して欲しいと思ってしまう
貴「こうちゃ〜ん」
と言いながら頬を突っつくAの手をとうとう振り払ってしまった
渡「あっ」
その瞬間八つ当たりしてしまったという罪悪感に満ちたと同時にAの頬に涙が伝ったのが見えた
貴「会いたいなんて思ってたの、、私だけか、、」
渡「いやっまって」
俺の声は惜しくも届かずオフィスからAは出てってしまった
やってしまった、の一言でしかない
伊「あれま、、笑」
福「多分Aなりの葛藤だと思うけどなぁ」
渡「といいますと、、？」
福「Aの今の心情は、会いたいし話したいしかまって欲しい。でも忙しい分かってるから邪魔しちゃダメっていう2つの気持ちがぶつかってて自分でもコントロールできてないんだと思う」
川「俺と出かけた時も店入る度に『これこうちゃん好きそう〜』とか『課題終わったご褒美にこれ上げたいんです』とかこうちゃんの話ばっかだった」
Aがそこまで思ってくれているなんて知らなかった
俺自身も会いたいし構ってやりたい気持ちでいっぱい
福「だけどこうちゃんの今の様子だとAの相手が厳しいからね、、、笑」
山「今Aが涙流して出ていきましたけど何があったんすか！？」
突然でかい声で部屋に入ってきた山本さん
川「きっと今のAには山本が1番だろう」
俺の次にと言っていいほど同じ歳で仲良い山本さんにAを託すことになった
伊「今のお前は目の前にあるものをとっとと片付けてAの元に行くことだな」
渡「さっさと終わらせます」
Aの涙を流す姿が頭から離れそうにないが、笑顔を見るには俺が終わらせないと始まらないと思い即座に終わらせようと取り掛かる
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有紀(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます！2作品目を公開しましたので宜しければご覧下さい(´∀`) (2020年4月24日 13時) (
レス) id: fb2c13f721 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 二作目のパスワードってどうやって作者の方に聞いたらいいのですか？面白くて二作目も見たいのでパスワード教えてください！ (2020年4月24日 7時) (レス) id: 9d4a2dee2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有紀 | 作成日時：2020年3月21日 18時
