私の相談事 ページ48
およそ一週間が経ったある日…
あの抗争で隆に助けて貰ってから、
私はずーっと隆の事を考えてる気がする…
そして…
考えれば考えるほど、
私の顔や体はどんどん火照りだす…
“ コレ ” がいったい何の症状なのか
全く見当もつかず…
私はエマに相談する事にしたのだった…
貴『悪ぃな、突然呼び出して…』
エマ「全然いーよ!
でも珍しいね。
Aがウチに相談なんて…どーかしたの?」
エマのお気に入りだという…
渋谷のド真ん中にあるパンケーキが有名なカフェで、
私らはお茶をしながら話し始めた…
貴『実は…かくかくしかじか…で……』
黒龍と揉めた事…
抗争の際に隆が私を庇って怪我をした事…
その出来事から隆の事ばかり考えてしまう事…
隆の事を考えれば考えるほど、顔や体が火照る事…
全てをエマに話した…
エマ「…なるほどね」
貴『私はどっかおかしいのか?』
エマ「全然!むしろ逆!」
貴『…逆?良いって事か?』
エマ「そっ!
Aにもようやく “ 春が来た ” って事よ!」
貴『…?』
何の事を言っているのか理解出来ずに悩んでいると、
エマが話し始めた…
エマ「…Aって頭が良いのに
こーいう事は鈍いよね…」
貴『こーいう事って?』
エマ「やっぱり理解してなかったか…
ド直球に言うと… “ 恋をした ” って事!」
貴『こい?…恋!?』///
エマに言われ、
私は思わず声を荒らげてしまった…
エマ「そんなに驚く?(笑)」
貴『だって…
私が恋なんかする様なタマか…?』
エマ「恋は誰でもするよ!
でも、そっかァ…
Aは三ツ谷が好きなのかぁ〜」
貴『…///』
改めて口に出して言われると、
唐突に理解できる…
私は…隆の事が好きなんだ…///
そんな事を思っていると、
突然エマが大きな声を発した…
エマ「そうだ!
…ねぇ、明日って暇?」
貴『まぁ、暇だな…』
エマ「じゃあ、明日8時くらいに家に来て!」
貴『何で?』
エマ「いーから!!」
何をするつもりなのか全然分からないが、
とりあえず私は『分かった』とエマに答えた…
エマ「( …ドラケンにも事情を説明して協力してもらお!
三ツ谷を呼び出して貰わないと意味無いし… )」
私には聞こえない声で
ブツブツ と呟くエマを不思議に思いながら…
私はカフェオレを口に含んだ…
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シーナ(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます(*^^*)そう言って頂けて光栄です"(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎これからも精一杯頑張りますので、よろしくお願いしますm(_ _)m (2022年1月20日 22時) (レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 1話1話の内容が読み応え(濃くて)があって、読んでいると時間を忘れる作品でした!更新頑張ってください(ケラッ (2022年1月19日 21時) (レス) @page47 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゼニガメ | 作成日時:2021年10月11日 3時