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隆のバイクに乗ってから、
数十分が経過した…
手を離すのはまだ
隆にしがみついたままだけど…
目の方はだいぶ慣れてきた…
三「A〜、少しはバイクに慣れたかぁ？」
貴『…まぁ、少しは…
手はまだ離せねーけど…目は慣れた、かな？』
三「初めて乗ったんだからしょうがねーよ！
乗る回数重ねりゃ、嫌でも慣れるさ！」
貴『…だといいんだけどね…』
そんな事をポツリと呟くと、
“ 何か ” に気付いた隆が再び話しかけてきた…
三「あ！A、前見てみろ！
場地とドラケンがいるぞ！」
貴『…え？』
隆にそう言われ、
前を見ようと試みたのはいいものの…
私より背の高い隆が前にいる為、全く見えない…
貴『…いや、見えねぇし…』
三「悪ぃ悪ぃ！まだ手ぇ離せねーんだったな！
もうちょいスピード出して、アイツらに近付くよ！」
そー言って、
スピードを上げてくれた隆…
そんな時だった…
信号に引っかかったらしい圭介はバイクを止め……
場「オレの
…“ 何か ” を大きな声で叫んだ…
三「…ん？」
貴『今…圭介の奴、なんか叫んでたよな？』
三「そーっぽいけど、
何を言ったのかは聞き取れなかったな…」
まだ距離を詰めていないのもあり…
うまく聞き取ることが出来ず、
私らは互いに首を傾げる…
そうこうしている間に、
ドラケンも信号に引っかかったらしく…
バイクを止め、圭介の放った言葉に反応した…
ﾄﾞﾗｹﾝ「は？東京一？
オレの
先程よりも距離を詰めたのもあり、
今回のドラケンの発言は聞き取れた…
三「…日本一？」ﾋﾟｸｯ
貴『何の話かと思ったら、
バイクのことで張り合ってんのか…』
そんな事をポツリと呟くと、
隆は二人が止まってる隣にバイクを止めた…
三「おいおいおいおい…
日本一とか聞き捨てならねぇなぁ。
オレの “
せまいよ、お前ら」ﾆｺｯ
貴『(…って、隆も張り合ってるし…)』Σ( '-' ;)
一「はいはいはいはい…
重力圏内で争うなよー、醜いぜ？
オレの “
どこから現れたのか分からないが…
突然来た一虎も、
みんなと同様にバイクのことで張り合った…
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シーナ(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます(*^^*)そう言って頂けて光栄です"(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎これからも精一杯頑張りますので、よろしくお願いしますm(_ _)m (2022年1月20日 22時) (
レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 1話1話の内容が読み応え(濃くて)があって、読んでいると時間を忘れる作品でした！更新頑張ってください（ｹﾗｯ (2022年1月19日 21時) (レス) @page47 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゼニガメ | 作成日時：2021年10月11日 3時
