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「君、めちゃくちゃ可愛いね!
ここには一人で来たの?
歳はいくつ?名前は?」
「良かったらさ、オレらと一緒に周んね?」
話しかけてきた二人組の野郎共の話をガン無視し、
私は隆を探すために歩き出す…
…だけど、
それで野郎共も諦めるわけもなく…
野郎共は私の腕を掴んで制止してきた…
「無視しないでよ〜」
「別に何もしねーって。
…ね?だからオレらと周ろうよ」
貴『( …うっぜぇ…( -"- )チッ
ぶん殴ってやりてーけど、
この
どーしたもんかと悩んでいると、
聞き覚えのある声が野郎共を制した…
三「…その手ェ離せや」
貴『隆!』
私を掴んでいた野郎共の手を払い除け…
隆は私の腕を引っ張り、
自身に引き寄せる形で ギュッ と抱きしめてきた…
貴『っ!!?』⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄ボッッ
「いきなり何すんだ!!」
「邪魔してんじゃねーよ!」
三「あ゛ぁ゙?
Aは “ オレの ” だぞ…
勝手に手ェ出してんじゃねーよ!」
貴『( …
…コイツらを退ける為に言った冗談だって
分かってるはずなのに…
どーしよう…///
めちゃくちゃ舞い上がってる自分がいる…///
「チッ…なんだよ。彼氏持ちか…」
「可愛い子だからいけると思ったのに…」
三「早く失せろ!」
隆が威嚇したのもあり、
二人組の野郎共はサッサと去っていった…
奴等が去ったのを確認したからか、
隆は抱きしめていた手を離しながら話しかけてきた…
三「…ごめん///
守る為とはいえ、いきなり抱きしめちまって…///」
貴『…いや、それは…別に…///
ありがとな…助かったよ///』
恥ずかしさで隆の顔を直視する事が出来ず、
私は他所に目を向けて礼を言う…
茹でダコの様に真っ赤に火照っているであろう顔を
見えない様に背を向けてから…
私は隆に話しかけた…
貴『…私はいつ…
三「( …そーいや、さっき…
咄嗟に “ オレの ” って言っちまったんだっけ… )」///
…冗談で言ったって事は分かってる…
…でも、
聞かずにはいられなかった…
私の問うた言葉に
なんて答えようか悩んでいるのか隆は黙ってしまい…
気まずい雰囲気になってしまったので、
私は パッ と振り返って再び隆に話しかけた…
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りんりん - 面白いです!! 続き待ってます! (2022年8月17日 2時) (レス) @page28 id: b69c396b13 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ(プロフ) - Sさん» コメントありがとうございますm(*_ _)m…更新が遅くてすみません(--;)細かく書きすぎて中々話が纏まらず、ホントに申し訳ないです(._."ll)…チマチマと地道に頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(*^^*) (2022年2月17日 12時) (レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
S - 初コメ失礼します!遅いですが、続編おめでとうございます!ゼニガメさんのペースで更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月16日 19時) (レス) @page5 id: 007d857ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゼニガメ | 作成日時:2022年2月3日 4時