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〜場地side〜


アイツらと別れてから数十分が経過し、
オレはひたすら来た道を引き返していた…



Aは原チャを持ってるから
すぐに追い付くと思っていたのにどこにも見当たらない…


オレは乱れた呼吸を整えるため、
その場に足を止めた…





場「…ハァ…ハァ…。

…Aの奴、どこにもいねーじゃん…」





ポツリ と呟きながら
Aを探すためにもう一度辺りを見渡す…


…すると、

少し先にある登坂付近でAらしき人物を発見し、
オレは再びその場から駆け出して声をかけた…





場「おーい!A〜!!」



貴『えっ…圭介!?』



場「…ハァ…ハァ……やっと見つけた」



貴『何でお前がここにいんだよ?』





先に海へと向かったと思っているAは、
驚いた顔をしながらオレに問う…





場「お前が戻って行った後で
“「一人で行かせんのは気が引ける」” って話になってよォ…

それでジャンケンに負けたオレが
お前の後を追いかけて来たってワケだ」



貴『…つーか、お前がいたら
ガススタ行った後で原チャに乗れねぇじゃん…

更に歩いて海まで向かうのはヤダよ?』



場「…確かにな。そこまで考えてなかったぜ…

まぁ、なるようになるだろ!
サッサとガススタに行こうぜ」





オレはAにそう言うと
目の前の登坂をのぼるために原チャを後ろから押す…


そのまま歩いて進み続け、
オレらは互いに息を切らしながら坂を登りきった…





貴『…ハァ……きっつ…』



場「…ハァ…ハァ……ここの坂、長過ぎだろ…」



貴『…つーか、全っ然ガススタねーじゃん。
まだ歩かなきゃなんねぇのかよ…

( …こんな事ならマイキーに代わりに行ってやるなんて
言わなきゃ良かった… )』





そんな事をAと話していると

後方から複数のバイクの音が聞こえ始め、
その音はどんどんオレらに近付いて来た…





「あっれぇぇ!?
またさっきの可愛い子ちゃんとダサ坊じゃん!?」



貴『( …コイツらはさっきの… )』



場「( …めんどくせーのと鉢合わせちまったな… )」





そんな事を内心で呟いていると、
舞亜冥土(マーメイド) 】の総長らしき人物がオレらに話しかけてきた…





「“ 次見かけたら燃やす ” って言ったよね〜!?」



場╱貴「『っ!』」





総長らしき人物の言葉を聞いた他のメンバー達に
オレらは近くにあった建物に連れて行かれた…

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りんりん - 面白いです!! 続き待ってます! (2022年8月17日 2時) (レス) @page28 id: b69c396b13 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ(プロフ) - Sさん» コメントありがとうございますm(*_ _)m…更新が遅くてすみません(--;)細かく書きすぎて中々話が纏まらず、ホントに申し訳ないです(._."ll)…チマチマと地道に頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(*^^*) (2022年2月17日 12時) (レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
S - 初コメ失礼します!遅いですが、続編おめでとうございます!ゼニガメさんのペースで更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月16日 19時) (レス) @page5 id: 007d857ef0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゼニガメ | 作成日時:2022年2月3日 4時

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