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舞亜冥土(マーメイド) 】とかいう…

地元の暴走族と思われる奴らに
近くの建物に連れてかれてから数十分が経過した…





場「…ハァ…ハァ…」



貴『…圭介、大丈夫か?…ハァ…ハァ…』



場「…あぁ、問題ねェ。そーいうお前は?」



貴『私もヘーキだ…』





圭介はマイキーの愛車のホーク丸を必死に守り、
私はそんな圭介を奴らから必死に守る…


しかし…

奴らは武器を使ったり、卑怯な手ばかり使うため、
私らは苦戦を強いられていた…





「しぶてーな!このガキ共」



「とりあえず、あの原チャをぶっ壊しちゃう!?」





そう言って連中の一人が
ホーク丸に目掛けて木製のバットを振り下ろす…





「うおりゃああ!!」





振り下ろされた木製のバットは
ホーク丸に当たることはなかった…


何故なら…

圭介が体を張って奴の攻撃からホーク丸を守ったから…





「嘘だろ?」



場「…てめぇら、
マイキーの愛車に手ぇ出したら殺すゾ!!」





そう言いながら、
連中に鋭い睨みを効かせる圭介…





「あン?」



「そんなにその原チャが大事なン?」



「ぶっ壊しちまえ!!」





奴らの言葉を聞いた私はすぐさまその場から駆け出し、
木製のバットを持った男に飛び蹴りをかました…





「ぐはぁ!」



貴『…てめぇら、覚悟は出来てんだろうなぁ?

私の大事なモンに手ぇ出したんだ…もう容赦はしねぇ!』





そう言って…

私は再びその場から駆け出すと、
片っ端から連中を殴り飛ばしていく…





貴『どーした!もう終わりか!』



「このアマ!
いい気になってんじゃねーぞ!!」



「可愛いツラしてっから生かしてやろうと思ったが、
そこの野郎と同様にぶっ殺してやる!!」



貴『御託はいいからサッサとかかって来いよ』





地面に転がってる連中にそう言った直後、
圭介が私に向かって大声で叫んだ…





場「A!!後ろだ!!」



貴『っ!?』





圭介の声に反応して振り向いた瞬間…

“ ドゴッ! ” …と鈍い音が聞こえて
頭に強い衝撃を受けた…





貴『くっ…』



場「A!!」





その “ 鈍い音 ” の正体とは…

最初に蹴り飛ばしたはずのバットを持った男が
私の頭を目掛けて “ バットで殴ってきた音 ” だ…


殴られた衝撃で
私は地面に倒れ込んでしまった…

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りんりん - 面白いです!! 続き待ってます! (2022年8月17日 2時) (レス) @page28 id: b69c396b13 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ(プロフ) - Sさん» コメントありがとうございますm(*_ _)m…更新が遅くてすみません(--;)細かく書きすぎて中々話が纏まらず、ホントに申し訳ないです(._."ll)…チマチマと地道に頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(*^^*) (2022年2月17日 12時) (レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
S - 初コメ失礼します!遅いですが、続編おめでとうございます!ゼニガメさんのペースで更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月16日 19時) (レス) @page5 id: 007d857ef0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゼニガメ | 作成日時:2022年2月3日 4時

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