【ハイキュー！！】I want you to remember me. 【無気力組】 (ページ25)

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Did you remember？…21 ページ25

「私の、大切な人？」

アスカ「はい」

「そう、なんだ」

私の大切な人って、恋人とか？そういう類なのかな。というか私にはそれしか考えられない。

アスカ「因みにアキラ先輩と明代さんのお陰でもうこの三つ目は消えそうです。恐らく次の睡眠についたら消えるでしょう。意外と簡単でした」

「なんでわかるの……」

アスカ「んー私がそれぞれの次元に置いておいたアイテムがあるんですよ。その次元が消えればこのアイテムは戻ってくる原理で。でこの世界に置いといたクマのぬいぐるみは帰ってきました」

「可愛い……」

アスカ「でしょー！」

アスカちゃんの満面の笑みを見ていると私も少し落ち着いてきた。

「じゃあ、私が男達とお泊まり会していたという事実は？」

アスカ「消えますね。というか、残して欲しいなら残してもオケです」

「いや、消してください。でも、二つ目の世界は国見君との出来事あるし、消して欲しくない」

アスカちゃんは「わかりました、頑張ります」と最高にニコッとして答えてくれた。くそう、可愛い。

「取り敢えず、頑張る。精神は強くないけれど！アスカちゃんのためでもあるから」

アスカ「お気遣いありがとうございます。でも、明代さんは大切な人、見つけてくださいね？」

多分、今、少し頬は赤いだろう。自分でも熱を持っていることが実感できる。それぐらい熱い。
アスカちゃんは「では」とふらふらとどっかへ消えてしまった。私は私の大切な人の行方を考え続けた。

でも、さすがに疲れたので私はふらふらと自分の家へと帰った。