ずるいじゃん 続続

ずるい ページ1

あの時やっぱり家に殴り込みに行けばよかった。



















あれから

















就職して



















12年たって、あっという間に私は三十路という名の壁にぶつかっていた。














この壁を越えてしまえばもうおばさんの仲間入り















そして記念すべき20代最後の私の誕生日で今年で30だ。



















心の中で苦笑いをかましながら仕事帰り、近くのコンビニで大好きなストロングゼロのレモンとアメスピの紫をコンビニで買った。
















ついでにおつまみのたこわさとあたりめもカゴに放り込んだ














お会計をするためコンビニ特有の蛍光色オレンジの少し重たいカゴをもちレジにはしった。



















レジには深夜帯の少し愛想の悪い店員と私



















「1540円になります。箸つけますか。」


『あ、大丈夫です』














慣れないセルフのレジに向かって私はとお金を突っ込むと勝手に機械が精算してくれて自動的にお金が出てくる














いい世の中になったなぁ。















愛想の悪い店員もこのままロボットにしちゃえばお客さんも気持ちよく買い物できそーなのに。














そんなことを思いながら私は袋ずめにされたお酒とたこわさとおつまみをもち車に向かった。

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