死にたがりな君と春千夜君【三途春千夜】

死にたがり 30 ページ31

春千夜side







あいつがいなくなって。









瓶にさしてあった花は気がつくと枯れていた。









入っていた東卍は解散しマイキーについて行き俺は関東卍會にはいった。









涙なんて出てこないしただただ毎日外に出て、特服を着てバイク乗って喧嘩をしていた。









ただただそんな毎日を過ごしていた。









俺は高校を中退し何となく生きていた。
東卍が解散し関東卍會ができ、それがどんどんでかくなって梵天になった。









俺のただ1人の”王”は言い放つ。









「殺せ。」



「うっす。」






俺はただ忠実に従う犬。





俺は薬を飲むと目の前の裏切り者をチャカでぶち抜いた。




目の前にできる血溜まり





「くっせぇなぁ。」




蔑んだ目で動かなくなった3人を見る






『はるちよ、』









どこか懐かしい声がし後ろを振り向くが誰もいない。
懐からキャメルのタバコを、出すと火をつけフーっと吸い込んだ。









血なまぐさい匂いとキャメルのタバコ、そしてあいつのやってた薬。









口の中でコロコロと薬を転がすとの水なしで飲み込んだ。









「あいつ元気にしてっかな。」

END,

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