恐怖症8 ページ10
ハッとした。そうだ、私はいつも無意識に、いや、意識的に人を見ていた。
信じられそうな人がいないか、探していた。
「俺だけでも信じてくれてたらって思ってた。でも違う。お前の中で必要なのは信用すること以前に友達や守りたいと思える人だ。」
友達も、守りたいと思える人も、今はまだ思い浮かばない。
けど、きっと、そんな人がいれば周りの人たちのように笑って過ごせるのかな…
「ボーダーに来いよ、A。お前の仲間を友達を、守りたいと思えるもんを作るために」
「できる、かなぁ…私に。人をかけらも信じられないのに…」
「出来る。なんたって俺の妹だからな！」
出来ると言い切る兄にしがみついてあの時ぶりに泣いた。
久久に声を出して泣く私の背に兄の大きな手がそっと当てられる。
人の手ってこんなにも暖かくて、落ち着くものなんだと改めて思い知らされた。
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Yamato(プロフ) - ミルクティーさん» こちらこそありがとうございます！ (10月28日 19時) (
レス) id: 4dc2d64722 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - Yamatoさん» ありがとうございます。更新頑張ってください。 (10月25日 10時) (レス) id: f43dd9d3e3 (このIDを非表示/違反報告)
Yamato(プロフ) - ミルクティーさん» こんばんは！コメント及び閲覧ありがとうございます(*´ω｀*)リクエストは受け付けてますので大丈夫ですよ〜！二宮さんで先端恐怖症ですね！徐々にリクエスト消化しておりますので気長にお待ち下さい♪ (10月24日 19時) (レス) id: 4dc2d64722 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - 二宮さんで先端恐怖症出来ますか？(大変であればいいです) (10月24日 16時) (レス) id: 5269b3edae (このIDを非表示/違反報告)
Yamato(プロフ) - 奏さん» いつも応援ありがとうございます！！励みになっております！リアルが落ち着いたらまた更新しますね(*´ω｀*) (8月27日 16時) (レス) id: 4dc2d64722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊凪 | 作成日時：2023年6月29日 15時
