Daily life of military people (ページ46)

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表の笑顔の裏側は？ページ46

「お前ら弱すぎて草ｗｗ」

そんな事を言いながらS軍を殺しているのは、遠距離戦闘の夜空だ。

こいつは普通の人より、狂っている。

でも、はじめから狂っていたわけではない。

こいつが狂い始めた原因はあいつの死だろう、、、

夜空は、昔、相棒&親友がいた。

そいつの名前は、冬月だ。

二人は、夜が好きという繋がりで仲良くなった。

二人はいつも一緒にいた。

あの事件が発覚するまでは、、、

いつも二人はいじめられていた。

二人とは言えないか、、、

細かくいえば、冬月が夜空といたからだろうか、、、

夜空は昔、不良だった。

朝帰りは基本。遅刻も基本。

不良の時についた名は、夜に人を狩る狼。

初めて見た人からの印象は、ウルフカット、銀のピアス、首に狼のタトゥー。

要するにヤバイやつだろう、、、

でもこれが、冬月のいじめに繋がるのだろうか。

夜空はクラスでも、親友を貶したら殴る、蹴る、などをしていた。

だからクラスメイトも、夜空が強いのは、分かっていた。

でも、冬月は、不良ではなかったからいじめに繋がったのでは、ないのだろうか。

最初は、無視だけだった。

でも、どんどんいじめはエスカレートしていった。

物を隠す、机に「馬鹿」や「死ね」などが書いてあった。

またそれからもいじめがエスカレートし、しまいにはカッターで制服を切られた。

冬月は、いじめっ子から屋上から落とされ死んだ。

夜空は、耐えられなかった。

親友を守れなかった醜さと自分の弱さ、いじめっ子の始末。

そんな事が頭を回っていた。

その後は、早かった。

20秒もしない間に夜空はいじめっ子12人を警棒と暴力で殺した。

その姿はまさに、孤独な狼だろう。

泣きながら、光のはいっていない目で笑っていた。

まるで、新しいおもちゃを見つけた様子だった。

冬月の髪色の紫が今の夜空の髪の毛先の色になっている。

服は、冬月が可愛いといってくれたものを着ている。

これが夜空の過去だ。