孤独ニ愛サレタ． ページ33
Noside
次の敵を見つけ喋る暇も与えず蹴り技をお見舞いするナァ。
その様子を相棒の鎌を持ち
笑顔で傍観している時音。
普通のヒトは恐ろしい。怖い。などと思うだろう
しかし、時音は…
痛くなさそう。
ナァさんに蹴られて死ねるなんて幸せ。
と思っていた。
なぜそこまでナァに執着し依存するのか
なぜヒトの気持ちが分からないのか
それは全て時音の過去にある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時音は昔は優等生だった。
しかし親からみた時音は劣等生であった。
そんな事を思っている親は劣等生である時音に
勉強ばかりを押し付けた。
もちろん、友達からみた時音は優等生で真面目
だった。
しかし、親からみた時音は劣等生のまま。
それを知った時音は寝る暇や遊ぶ暇があれば
勉強し、親からみても優等生になれるように努
力した。
親にあいされたかった。
それだけで、時音は劣等生から優等生になろう
と寝る暇も惜しんで勉強した。
すでに友達からは手の届かないところにいる
完璧で超人な優等生だった。
もちろん健康的な人生を送っているわけじゃな
かった。
だから、時音は倒れてしまった。
その時、すでに時音の心は壊れかけだった。
時音が目を覚ましたのは3日後だった。
これで親からの注目を受けれると思っていた時
音だったがそんな希望はすぐに打ち砕かれた
親は目を覚ました時音にビンタをしたのだ。
時音は何がなんだかわからなかった。
「な、なんで…？？」
そう聞く時音に
親はただ一言を放った。
「早く勉強しなさい」
その一言で時音の心は壊れてしまった。
嘘の愛でみたした愛の器も壊れてしまった。
気付けば周りは血の海だった。
そんな中時音だけが笑っていた。
血塗れの鎌を持って…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時音にとって過去はトラウマだ。
勉強もトラウマのひとつで時音は今
勉強はしていない。
ナァに依存するのか
それはナァに一目惚れをし、ナァから愛して
もらえると思ったからだ。
ナァから愛してもらうにはどうすればいいか
時音が出した結論は
『ストーカーや依存すれば愛してもらえる』
だった。
もうこの時点で時音はヒトの感情、心、気持ち
がわからなかった。
孤独に愛された少女
音夢 時音
彼女のヒミツが一つ
明らかになっタ…
ーーーーーーーーーーーーーーーー
誰か繋げてくださっ…
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喰夜胡桃 - これ続編行くのー？ (2022年5月13日 17時) (
レス) id: 94dfb77e9f (このIDを非表示/違反報告)
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