敵 ページ22
ラム猫side
ｻﾞｰ､ｻﾞｰｻﾞｰ
ラム猫「通信？珍しいですね。発信源は…くぅさん？どうしたのでしょうか。」
不思議に思いながらもヘッドフォンを付ける。
くぅ「…ラムちゃん、聞こえる？」
ラム猫「はい。聞こえてます。どうしたんですか？」
…隠語です。なにか非常事態が起こっているのかもしれません。
くぅ「…そこからすぐ近くのカップケーキ屋、敵が潜んでた。おそらくはS国の奴ら。細かく説明してる時間は…なさそう。武装した奴らが出てきた。…だめだ、完全にナァ先輩がマークされてる。もうすぐ攻めてくる！なんとか時間稼ぐからその間に…！」
ﾌﾞﾂｯ
ラム猫「くぅさん！？…これは大変です！！今すぐに皆さんにお知らせしなければ…！」
___________________
彷徨side
あー、やっとお昼だぁ〜。仕事多すぎるって。
彷徨「いただきまー(((「緊急事態です！！直ちに準備をして会議室に集まってください！！」
彷徨「…マジかよおおおおおお！！！！」
これから3日ぶりのご飯でちょっと奮発したのにいいいいい！！！！
___________________
会議室にて
それぞれ装備をした精鋭たちが神妙な面持ちで集まっていた。
ラム猫「急に呼び出してしまいすいません。」
彷徨「ホントだよ」
ハル「彷徨さんはちょっと黙ってください。」
時音「てかあんたは仕事しなさいよ。」
早速シリアスな雰囲気を壊しにくる彷徨。ただ、今回はそれを拾っている余裕がみんなにはなかった。(一部を除く)
ラム猫「さきほど、くぅさんから通信がありました。」
菜々「…ま？」
胡桃「…ま？？」
普段滅多に通信をしないくぅが通信をしたという事実に、驚きを隠せない人もいた様子。
ラム猫「ここから約547m先にある○○カップケーキ店で、S国の人たちを複数確認したようです。くぅさんの見込みだと、もうすぐにこちらへ攻め込めるような準備が整っていたとのことでした。」
ネオ「…マジでぇ？」
ラム猫「はい、マジです。」
彷徨「…ご飯食べてからでもいi(((「ダメです。」
それぞれ、なんとなくこの先に自分たちが成し遂げることを察したようで、気ダルそうな人も入れば、気合が入っている人、ご飯…と嘆いている人など、三者三様の反応を示す。
ラム猫「近接部隊、遠距離部隊、中距離部隊、救護部隊、直ちに出動してください！！」
_________
繋げてください…(；ω；)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
喰夜胡桃 - これ続編行くのー？ (2022年5月13日 17時) (
レス) id: 94dfb77e9f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
