手加減はなしで ページ15
.
「見てたなら助けてよね。
めちゃくちゃ怖かったんだから。」
佐「ごめんごめん、全然そうは見えなかったから。
むしろAの方がこわ」
「ん?」
佐「すみませんでした。」
あの後帰ろうとしてドアを開けると3人が座って話していたので事情聴取をしてから失礼なことを言った米屋先輩をぼこぼこにするために本部まで来たのだが肝心の先輩は偶然会った緑川くんに持ってかれてしまい今はその観戦中。
「あ、終わった。じゃあ私も行ってくるね。」
佐「うん。嵐山さんがもうちょいしたら来るみたいだから頑張って。」
「本気でやるわ。」
佐「うわあ火つけちゃった。」
10-0で負かしてやんよと心の中でつぶやきトリガーを起動しブースに入って早速通信を繋げる。
「米屋先輩、次私とですよ!」
米「おっ来たな!今度は勝つぜ、Aちゃん。」
「ふっ残念でしたね先輩。今日の目標は10-0での勝利なので前と違って本気ですよ。」
「え、前の本気じゃなかったの!?」
私の本気は目をフルで使うという意味だ。
いつもは疲れるからあまりやらないけど嵐山さんに中途半端な戦いは見せたくない。
緑「へえ、あんた米屋先輩にも勝ったんだ。
ねえ勝負しようよ。前みたいに手加減しなくていいから。」
え、まじで?
前というのは多分迅さんがB級になったばかりの緑川くんに私をB級下位だけどそこそこ強いやつというなんともいえない紹介しそのままランク戦をさせた時のことだ。
大人気なくボコボコにしてしまったせいで当時負け知らずだった彼のプライドをバキバキに折ってしまったらしくギャン泣きされた。
というか私が手加減してたことなんでこの子知ってるの?すごい根に持たれてるきがするんですけど。
ねえ迅さん。
結局米屋先輩が面白がって私は緑川くんと勝負することになった。
.
115人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むっく(プロフ) - Sakura??*さん» コメントありがとうございます!恋愛要素はこれからちょくちょく入れていこうと思ってます!誰オチがいいとかあったらお気軽にどうぞ! (2019年7月3日 12時) (レス) id: 668d78f922 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura??*(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます!質問なんですが、この作品は恋愛要素入りますか? (2019年6月30日 18時) (レス) id: 95985b7f8f (このIDを非表示/違反報告)
むっく(プロフ) - ソーダpopさん» ありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しいです。更新頑張ります! (2019年6月3日 19時) (レス) id: 668d78f922 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダpop - すごい面白いです!続きが楽しみです (2019年6月3日 0時) (レス) id: a7c2f85124 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むっく | 作成日時:2019年5月2日 13時