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にぃー ページ3

ご飯を食べているとガチャっと扉が開く音がした
入ってきたのは明るめの茶髪のロングヘアーの女の子だった私と目が会った瞬間ニカッと笑って小走りで近寄ってきた

A「柚葉ちゃんもお昼?」

柚葉「うん!Aちゃんならここに居るかなって…ほら、八戒来なよ!」

扉の方に目をやると細身の長身男子が陰からこちらを見ていた
柚葉が来いと手招きすればモジモジしながら傍に来る

八戒「こ、こんに…ちは…」

A「こんにちは」ニコ

八戒「……」

Aは八戒とここまで話すのに約2年かかっていた…2年でやっとあいさつをかわせるようになったのを心から喜ぶ

2人はAの隣に座りコンビニ弁当を広げる
他愛ない話をしてると

柚葉「そういえば兄貴はまだ朝Aちゃんの事学校まで送ってるの?」

A「そうだよ〜断っても送ってくれるから諦めた笑」

2人は顔を見合わせため息を吐く

柚葉「Aちゃんにだけは優しいんだね私達のことはぶん殴るくせに」

八戒は苦笑いをし弁当を静かに食べる

A「…今日色々終わらせたら泊まりに行ってもいい?夜ご飯とか作るからさ」

八戒「!!…嬉しい…!」

柚葉「え、まじ!?ちょー楽しみ!八戒!放課後お菓子とDVD借りに行くよ!」

先程までの悲しい表情から一変してきゃっきゃしている
Aは内心ほっとした…柴大寿はこの2人を躾と称しDVをしている…前にその話をした時殴られはしなかったが2人に当たり散らしたのを見て言うのをやめた

食べ終わり2人と別れ教室へと戻った

…………放課後愛用している喫茶店へと足を運ぶ
扉を開けるとカランと鳴り入店したのを知らせる

「ん、総長お疲れ様です」

A「外では総長言わないでよ…3人共お疲れ様」

そう言い青色の目をした赤髪の隣に座る

「あ!サクちゃんずりー!俺だって隣がいいんだぞ!」

「ツッキー…お前はチビだからAの隣は一生無理だ笑笑」

ツッキー「んだと!?俺は将来ぜってぇヨウちゃん超えんだよ!」

まぁまぁ喧嘩しないでとAが2人を窘める
4人の右耳には同じ片羽のピアスが付けられている
店員を呼びオレンジュースを頼む

A「…で今日の報告は?」

そう言い放つと3人の顔は真面目になる

サクちゃん「○○チーム50人と○○チーム80人ツッキーとヨウちゃんの枝の下について裏切り者は23人こいつらはもう始末しといたから大丈夫だ」

ツッキー「あ、俺らを嗅ぎ回ってる奴が居るらしいよ」

ヨウちゃん「んと、確か…黒龍(ブラックドラゴン)だっけ?」

A「…確か」

さーん→←いち



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-  ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年4月8日 21時) (レス) @page19 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
Vrjmパピー(>ᴗ<)! - 最高です(´;ω;`)神作品をありがとうございます!!!!!! (2023年3月31日 0時) (レス) @page19 id: f86f2525a3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たぬき | 作成日時:2023年2月18日 9時

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