60話 ページ30
雪｢私は…お前を傷つけた！
神威！そんな奴とはいたくないだろ！？」
話せば話すほど顔が歪んでいく
神威｢…そんな訳ないじゃん^^
俺はそれくらいで凹んだりしない…
脆くないヨ^^雪…だから一緒に帰ろう？」
神威は雪にゆっくりと近づく
雪｢っ！…私は…無理だっ！」ぶしゃああ！
神威｢え？雪？」
雪は自分の心臓に刀を突き刺した
楽斗快斗｢｢雪!!!｣｣
そしてゆっくりと倒れ込んだ
神威｢!!!何で！何で！雪！死なないで！」
雪｢ｺﾞﾌｯ！…これで…い…いんだ…か…む…い
あた…らしいひと…み…つけ…」
…そこで雪は深い眠りに
着いてしまった
神威｢…やだよ…やだよ!!!雪！起きて！」
神威が一生懸命雪の肩を揺すった…だが
一向に起きる気配はなかった…すると
パチン！
麗夜はまたあの時のように時を止めた
静止した世界をゆっくりと雪の元へ歩き出す
麗夜｢…雪…これで終わりはねぇんじゃないの？
俺はこんな結末はやだぜ…何回やり直してると
思ってんだ？俺は何回この場面を
見なきゃなんねぇんだよ！何処からやり直せば！
お前は死なないで済むんだ？………雪
卑怯かも知れねぇけど許せな？」
そう言って神威の肩を触った
神威｢雪！雪!!!｣
麗夜｢おい」
神威｢麗夜！雪が…！何で楽斗快斗は動いてないの
麗夜何かしたの？」
麗夜｢今時を止めている…神威お前に
聞きたいことがある…それは雪の生死が掛かって
いる。本当は俺一人でやるつもりだったが
もうわかんねぇや」
神威｢……聞きたいことって何？」
麗夜｢……どんな些細なことでもいい
雪があの時、あの瞬間に変わったっていった所は
覚えているか？お前にしか解らねぇが事だ」
麗夜は雪の頭を撫でた
神威｢……俺が俺の星が親殺しの風習が
あるって言うことを聞いてから明らかに
変わった」
麗夜｢！因みにどんな風になってわかったか
知っているか？」
神威｢確か凜？って言う奴が来てから
そいつが雪に夜兎は親殺しって言うイメージ
をつけたんだと思う」
麗夜｢だったら女が来る前に自分から
それをバラせ…俺は過去に戻ってお前に今の
記憶を見せる！そのあとはお前次第だ！
神威｢！俺次第…麗夜！お願い…俺を
説得して…そして雪を助けて」
麗夜｢…あぁわかった」
…そして麗夜は時をこえた
・
・
・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：春雨第七団団長補佐紅葉 | 作成日時：2017年9月15日 0時
